東京のど真ん中!熱き女子軟式野球の世界

私と野球との出会い
こんにちは、横浜環境デザインのOGATAです。
今回は、私の週末の過ごし方―女子野球の世界についてご紹介したいと思います!
その前に、まずは私が野球と出会い、のめり込んだ経緯を簡単にお話しします。
出会いは高校生の頃、最初私は軽音楽部でした。知り合いが一人もいない、出会って数日の同級生が集い、メンバー全員がボーカル志望というとんでもない状態だったため、結局1ヶ月足らずで自然消滅となりました。暇を持て余した私は、その頃、体育祭実行委員の活動に明け暮れていました。そんな私に話しかけてきたのは同じクラスの田原という子です。田原はソフトボール部所属でした。
「体育祭実行委員をやっているくらいなら運動が好きだろう」と見込んだソフト部顧問でもある、私のクラスの担任が田原を通じて勧誘したようでした。
ですが、当初私は野球が嫌いでした。
理由は2つ。
1つ目は、中学生の頃はバレーボール部だった私にとって、“試合内容が複雑で時間が長かった”からです。
そして2つ目は、“父がテレビを占領するモノ”だったからです。
しかし、勧誘されたなら行ってみるか、と軽い気持ちで体験に行ったのが全ての始まりでした。見事にソフトボールの面白さにはまってしまったのです。特に、グローブに球がうまく入った時の乾いた捕球音の虜になりました!そんな変な理由から、私はソフトボール部に即日入部しました。月日を得て、学年が1つ上の尊敬していた先輩が大学で野球をしていると聞き、自身も野球をやってみたいという気持ちが芽生え、大学では女子野球部へと入部したのが私が女子軟式野球を始めたキッカケとなります。
女子軟式野球の実態
そもそも、私がしている野球は「女子軟式野球」です。硬式ではありません。
大学生の頃は女子チームということもあり、その時は全国で30チームほどしかありませんでした。(話は少しズレますが、コロナ前は毎年、富山県は魚津市にある「魚津桃山球場」という場所で全国大会を行っているので、機会があれば是非観戦していただけるとOGとしても大変嬉しいです。)
大学卒業後、まだまだ野球をしていたいと考えた私は、大学のOGが多く集う東京のチームへと入団しました。現在のチームが加盟しているのは「全日本女子軟式野球連盟」というものです。この連盟は「一般の部」と「中高生の部」から成り立ち、北は北海道、南は沖縄までチームが存在し、その総数は100チームほどになります。
公式戦としては、毎年4月頃に春季リーグ、リーグ結果次第で8月に全国大会、10月頃に秋季リーグが開催されます。夏の全国大会終了後、「全日本女子軟式野球連盟」の優勝チームvs大学野球所属の「全日本大学女子野球連盟」の優勝チームで真の日本一争いという熱い戦いも行っています。
私自身、今年発足の新チームに入団し、つい先月秋季リーグを終え、1部・2部と分かれている2部で準優勝を収めました!
女子野球の魅力
それでは、女子野球の魅力とは?
実は考えたことがなかったので、この場を借りて真剣に考えてみました。
私が野球をしている、と言うと、大抵の人は「ソフトボールではなくて?」「女の子なのにすごいね」といいます。
“野球は男子のスポーツ”この印象はどこか強く根付いている気がします。
しかし実際には、どこにでもいるOL。幼稚園の先生。華の女子大生。2児の母。そんな人たちが、週末となれば泥だらけで野球をしている。キレッキレのスライダーを投げたり、ダイビングキャッチによるファインプレーや、イレギュラーバウンドを華麗に捌いていたりするわけです。
“女子なのに”といわれても、知名度が低くても、
そんな中で野球を楽しむ人たちの“ガッツあるプレー”
それが魅力かと私は思います。
“野球”って、男子も女子も変わらずすごく楽しいもの。
私はひょんなことから野球を始めるきっかけがありましたが、野球は性別関係なく楽しめるスポーツであると声を大にして発信していきたいです。そんな女子たちの熱いプレーを見かけた際は、ぜひ応援してください。平日は普通のOLが、土日にはユニフォームで戦う、そんなライフスタイルがあってもいいと思いませんか?