神奈川の水がめ!ダムの魅力としくみ~ツーリングで回れるダム3選~

神奈川県内のツーリングで回って楽しいダム3選の紹介

だんだんと日が暮れるのが早くなってきて、気温も寒くなってきましたね。
紅葉がキレイなシーズンとなりました。

今回は、神奈川県内のおすすめツーリングスポットをダムに限定してご紹介します。

ダムが建設されている場所は山奥が多く、自然が豊かで道路もワインディングロードがあり、ツーリングには持って来いではないでしょうか??

宮ケ瀬ダム

住所:神奈川県愛甲郡相模原市緑区青山2145-50
竣工:2000年
総貯水容量:193,000,000 m³

おすすめポイント

■宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどい(クリスマスイルミネーション)

大きなクリスマスツリーと61万球のイルミネーションが幻想的で、毎年25万人もの方が訪れる大人気イベントです。
出店も多数出展しており、外気がとても寒い中でいただくじゃがバターと甘酒はマストバイ!
大変残念な事に今年の宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどいは中止が発表されました。

来年に期待しましょう!

2020年度のイルミネーションは、諸事情により中止が発表されました(11月28日(土)~12月27日(日)まで、新型コロナウイルスとたたかう全ての皆様への応援メッセージの気持ちを込めてクリスマスツリーのみ点灯を行うとのことです)。

(出典:イルミネーション特集)

詳しくは清川村ホームページをご覧ください。

■観光放流(ダム放流)

定期的に開催される観光放流は、放流量が1秒間に30m3、放流時間は6分間におよぶ壮大なショー!
大変残念な事に現在は中止しており、再開時期は未定の様です。
再開時には、ぜひ体験してみてください!

【実施日】
1月~3月、12月 休止
4月~11月    毎週水曜日、毎月第2日曜日、毎月第2第4金曜日
その他不定期日(イベント放流)
【実施時間】
午前11:00~11:06 (6分間)
午後 2:00~ 2:06 (6分間)
(出典:国土交通省関東地方整備局)

宮ケ瀬ダムから県道70号でヤビツ峠に向かうコースも峠道で楽しいですが、道幅が狭いため、注意が必要です。(2輪におすすめかも?)

相模ダム

住所:神奈川県相模原市緑区与瀬317-1(県立相模湖公園)
竣工:1947年
総貯水容量:63,200,000 m³

おすすめポイント

■県立相模湖公園

芝生スペースがあり、レジャーシートを広げてピクニックも楽しめます。
ワンちゃんのお散歩にもピッタリ◎
レストランや喫茶店などのお食事処からゲームや射的が楽しめる施設に加え、遊覧船まであるんです。

私も過去に、一人でバイクに乗って行った際に乗船しました!
あまり周りに一人で乗船する方は少なかったですが、訪れた際はぜひ乗船してみてください。

個人的には国道412号の相模湖に向かう途中の嵐山洞門内が、走行中にテンションが上がるポイントです。その後の左急カーブには要注意。
相模湖から県道413号(道志みち)で山中湖まで向かうコースも◎

城山ダム

住所:神奈川県相模原市緑区城山2丁目9-1
竣工:1965年
総貯水容量:62,300,000 m³

おすすめポイント

■津久井湖城山公園

BBQ場や大型すべり台・大型複合遊具などがある広場があり、ご家族、ご友人と楽しめるスポットです。
津久井湖観光センターで特産・名産品を購入できるところも

裏山には展望広場もあるので、散歩コースとしても楽しめます!
春になれば、桜がとても綺麗です。

意外と知らない?ダムの役割について

神奈川県には16か所もダム及び堰(せき)があり、水力発電所は14か所もあります。

ダムには次のような役割があります。

1.治水(ちすい)・・・大雨が降った時に、川の水が溢れたりしないように川を流れる水の量を調整したりすること。

2.利水(りすい)・・・田んぼや畑などに水を送り届けたり、生活する為の水を用意したりすること。

3.水力発電・・・ダムに貯めた水や、川を流れる水の力を使って電気を作ること。

水を高いところから低いところに向かって流して、水の勢いで水車を回すことによって電気を作る。

 

水力発電は、再生可能エネルギーです。
石炭や石油、ガスなどの資源を燃やす必要がなく、地球温暖化の原因になる二酸化炭素を発生させないクリーンなエネルギーです。

ダムには、私たちの生活を支えている大切な役割があるんですね!

ダムで発電された電気は環境へ貢献している!

神奈川県内の水力発電所で発電された電気は、神奈川県内で消費されており、地産地消となっています。

現在は、相模川水系、酒匂川及び早川水系における14の水力発電所に加えて、平成25年と26年にメガソーラーを整備し、運営をおこなっています。全国公営電気事業(※)の中では唯一の揚水発電所の運営もしていて、最大の発電規模を有しています。また、県内では電力使用量の約1%程度を担っており、再生可能エネルギーである水力発電と太陽光発電による電力を安定して供給し、社会的な役割を果たしています。

(出典:神奈川県ホームページ)

食べ物以外にエネルギーにも地産地消という考えがあるんですね。

車やバイクなどのガソリンは、輸入しているため地産地消にはなりません。
しかし、今後電気自動車が増えてくれば、地産の電気で充電して走行(地消)するということも普通になってくるかもしれませんね!

2020年10月26日に菅総理大臣が「2050年までに温室効果ガスゼロ」を宣言されており、水力発電のように、クリーンな電気を増やしていく必要があります。

日本では、2030年までに水力発電や太陽光発電、風力発電などの再生可能エネルギーの比率を15%から24%程度まで引き上げることを計画しています。
再生可能エネルギーの普及も大切ですが、個人で取り組める省エネも同時にとても大切です。

今回はダムにフォーカスしてお送りしましたが、今一人ひとりが地球環境を考えていくフェーズに入ってきております。

今後も素敵な日本、地球を守れるように日々の生活で環境に優しい取組みを行ってみてはいかがでしょうか。

 

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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