知って選ぼう!【ヨコハマのでんき】再エネ電源元を紹介します

【電力会社を選ぶときは】注目してほしい!電源構成
こんにちは、すずきです。
突然ですが皆さま、太陽光発電設備を作ったことはありますか?
私はあります。
正確にいえば、工程の管理や部材の発注、計画を取りまとめただけで、実際に建設作業をしたことがあるわけではないのですが。
何を隠そう、当社の電力小売サービス「ヨコハマのでんき」の電源構成の電源元のひとつとなっている「商工高等学校」、「えびな支援学校」の2つの発電所の建設、実は私がこの会社に入って最初に携わった仕事でした。
今や、さまざまな業態の会社が電気の販売も行っていますが、当社はもともと再生可能エネルギーである太陽光発電の施工・販売をメインで行っているので、電源の一部も自社でつくった発電所から電気を調達してお客さまにお届けしています。
というわけで、今回は当社が展開する電力小売事業「ヨコハマのでんき」の電源についてのお話です。
ところで、現在みんな大好きFMヨコハマで当社のCMが流れているのはご存知でしょうか?
声優の鈴木絵理さんにご協力いただき、制作したCMになります。そのCMの中に「エコな電気で暮らそうよ!」というフレーズが登場します。
「ヨコハマのでんき」の電源構成比は、約40%前後が再生可能エネルギー(再エネ)由来の電気で構成されています。
一般的な電源構成比だと、再エネ由来の電気は10%前後であることが多いです。このことからも、「ヨコハマのでんき」がいかに再エネ電源を重視して調達しているかがわかりますね!
当社以外にも、例えば自然電力さんやみんな電力さんなども、再エネ由来の電気の割合が多い電源構成になっています。再エネ比率の高い電源構成をしている会社は、ただ電気料金が安いだけではなく、環境意識が高いことが伺えます。
そのため、「環境にやさしい電気を選びたい」と考えている方は、電気料金プランだけでなく、その会社の電源構成をチェックすることをおすすめします!
ただ、電源構成で「FIT電気●%」「再エネ●%」と書かれていても、結局どこからの電気なのかまではわからなかったりします。なので今回は、電源構成図のその先、冒頭で挙げた2つの電源元の発電所について掘り下げてみたいと思います。
「ヨコハマのでんき」「横浜環境デザイン」ってどんな会社なの?ここに電気を任せても大丈夫なの?そんな疑問をお持ちの方も、今回の記事を通して少しでも知っていただけたらと思います。
【電源構成図のその先】電源元発電所はこうしてできました!
私は、さかのぼること2017年10月、地元岐阜県のドラッグストアを辞め、横浜市にある「横浜環境デザイン」に入社しました。
ちなみに、よく聞かれるのですが、わざわざ岐阜から来た理由は都会に憧れがあったからです。The 田舎者。
職種も毛色もまったく違う会社への入社で、当初は右も左も分からないまま。
入社して2週間後くらいのある日、神奈川県が太陽光発電設置の入札を行うとのことで、そのエントリーを任されました。
「どのような設備を作るか」や、発電による収支計画など細かに仕様を作りエントリーし、無事3件中2件の採用をいただきました。その2件が「商工高等学校」「えびな支援学校」になります。
こうした、県や市区町村の入札案件に多く採用いただくことは、会社としても強い信頼度に結びついていくので、積極的に取り組んでいます。

(えびな支援学校:太陽光発電設備写真)
太陽光発電所は、意外と簡単なつくりでできています。
皆さまがよく目にする「太陽光パネル」、そのパネルを支える鉄鋼である「架台」、パネルで発電した電気を変換する「パワーコンディショナー」、ざっくり分けるとこの3つから成り立っています。
流れとしましては、架台を設置し、その上にパネルを貼り付け、ケーブルでそれぞれのパネルをつないでいきます。
そして、パネルをパワコンにつなげて、電気を売る場合は電線へ、自分たちで使用する場合は建物の負荷へ最終的に流れるよう配線するという流れです。
言葉にすると簡単に見えますが、実際は工事もなかなか一筋縄で完成までいかず、不安で眠れない日々もありました。現場は生き物ですからね。
そのたびに工事部隊の方々には助けられていました。なんて優しい方が多い会社なのでしょう。

(商工高校:太陽光発電設備写真)
ちなみに、この2つの発電所は学校の屋上を借りるという形で設置しております。
学校という教育施設への設置になりますので、太陽光の発電計測装置のIDとパスワードを各校に公開し、いつでも教育に役立てていただけるようにしております。
また、災害時には避難拠点となることを想定し、ポータブル型の蓄電池の寄付を行いました。
【エコな電気で暮らしてみませんか?】再エネ比率の高い電気を選ぶ
そんな苦労を経てつくり上げた2つの発電所で発電された電気を、今は需要家のお客さまにお届けする仕事をしているというのは、なんだか感慨深いですね。
FIT制度を使用しているので、環境価値がある!というわけではございませんが、太陽光という再エネ発電所由来の電気であることは間違いありません。
この発電所の電気が少しでも多くの方に届けば、私もつくった甲斐があったなあと思います。
私の血と涙と汗の結晶である、「商工高等学校」「えびな支援学校」の電気を皆さまも使ってみませんか?
最近ではありがたいことに申込数が順調に増えており、一番スタンダードなプランでは、特に1人暮らしや2人暮らしといった使用量の少ないご家庭だと、電気代の削減額が大きくなる傾向にあります。
電力会社の比較サイトでも、そのような条件でシミュレーションした場合、度々上位に上がります。
気になった方は、まずは料金シミュレーションからどうぞ!
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