太陽光業者から生まれたスマートPVメーター

総発電量を計測する理由

近年の固定価格買取制度(FIT)の買取価格下落を受け、屋根貸し太陽光(PPA)を利用した初期投資の必要がない0円ソーラーが最近注目されています。
この屋根貸し太陽光(PPA)を行う場合には、電力小売事業者と需要家間で電力需給契約を結び、月々の電気代と太陽光発電で作って使った分(自家消費分)の費用を月々支払うスキームが一般的です。

この自家消費分を算出するには、

太陽光総発電量-余剰電力量 =自家消費分

このような計算を行う必要があります。

余剰電力量については、電力会社から提供されるBルート情報で確認することができますが、太陽光総発電量を確認するには専用のメーターが必要です。
しかし、この専用メーターが高額なために、その費用が重くのしかかり住宅屋根貸し太陽光(PPA)事業の利回りを下げる要因の1つとなっていました。

そこで、横浜環境デザインではこれまで太陽光業界で蓄積したノウハウを基に、住宅屋根貸しの太陽光発電電力量を検定付きメーターで計測できる「スマートPVメーター」を開発しました。

スマートPVメーターの特徴

検定付きメーターって何?を簡単に説明します。
電力量を計測するメーターは、誤った数値を使用して課金してしまうことを防ぐために、「計量法」に基づいた厳密なルールに沿った計測を行う必要があります。
その基準の検定試験を日本電気計器検定所(JEMIC)で行い、クリアしたメーターを検定付きメーターといいます。
この試験をクリアしたメーターには、認証品の証として検定シールが貼り付けられています。
実は、皆さんのお家にある電力メーターにも検定付きシールがすべて貼られています。
この厳密な基準をクリアしたスマートPVメーターは、太陽光で発電した総発電量の計測に特化したメーターなのです。

また、メーター本体に通信機能を搭載しているため、計測した情報をサーバーへ通信するためのIPアドレスや通信プロトコルなど現場での厄介な設定は必要ありません。
設置完了したら電話1本で通信の確認が可能です。
さらに、このスマートPVメーターは非常にコンパクト(サイズ:24cm×13cm×4.5cm)でありながら強化耐候性を採用していて、各電力メーターと同等の環境で設置が可能です。そのため、塩害地域や温泉地でも設置することができます。
設置もビス3本で簡単に壁面へ設置できます。

あとは、パワコンと太陽光ブレーカーの間に配線するだけでとても簡単に設置が可能です。

同等のスペックを持ったスマートメーターは15万円前後の価格ですが、
このスマートPVメーターは、通信費とサーバー利用料も込み込みで10万円を切る価格を実現しました。

実際に設置した方の感想

A社
『非常にコンパクト設置が簡単なので、施工業者として助かりました』

B社
『従来のスマートメーターは価格が高く、住宅PPA事業を諦めざるを得ませんでしたが、このスマートPVメーターのおかげで新規事業を開始できました』

C社
『通信機能が本体に搭載されていて配線工事も必要ないので、職人1人1時間程度で工事ができて、工事費用も安く済みました』

当社のスマートPVメーターは、2020年6月より販売を開始して、現在多くのご好評を頂いております。
ご興味のある方は、ぜひ一度お問い合わせをお願いいたします。

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運営会社

太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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