子どもと学ぶ「防災てらこや」地域イベントで災害対策

主催:横浜橋通商店街
共催:横浜市南消防署・南火災予防協会・株式会社野毛印刷社

夏休みの小学生を対象に、横浜橋通商店街の空き店舗を利用して防災イベントが開催されました。

「防災てらこや2022夏休み 防災自由研究」は、同商店街が主催し横浜市南消防署と野毛印刷社が協力して、子どもたちと災害時に役立つ防災アイテムを作ったり、液状化現象の仕組みを知る実験をおこなうことで、子どもたちの防災意識高めることを目的としたイベントです。

8月8日の午前中の部では7人もの小学生たちが参加し、防災についての知識と実験による災害時の対応について勉強しました。

今回は、その模様をご紹介!自然災害が多発している今、ぜひ子どもと一緒に防災の知識を楽しく学びましょう。

防災てらこやその1「災害時に役立つ防災アイテムをつくろう」

最初は、ビニール袋でできる雨具(レインコート)を作りました。

消防署の方からは「実際に東日本大震災の時に、ビニール袋を使って雨や雪から寒さをしのいだんだよ」という実体験のお話があり、子どもたちだけでなく、引率で一緒に来ていたお母さん方も興味深々で話を聞いていました。

ビニール袋でできる雨具(レインコート)の作り方

まず①の部分をハサミで切ります。
袋の底の部分②を子の字にカットします。
袋の底の部分③の箇所を直線にカットします。

上図のように、数字の「10」のような形になるようハサミで切っていきます。最後に尖っている角を帽子にし、手のところは2か所ずつ結んで雨具のできあがりです。

その他にも、A4用紙を使ったお皿とコップや、段ボールと割り箸を使ってうちわも作りました。

その2「オリジナルのランドセル用防災セットを考えよう」

防災グッズとして用意された15種類のアイテムのうち、各々10種類をジップロックに入れて、常にランドセルに入れておく防災セットを作りました。
参加者の子どもたちは、いろいろなアイテムの中から各自必要と考えた10種類のアイテムをジップロックに詰めていました。

もの 使い方
ミニライト くらいときに、みちやてものをあかるくできる
ホイッスル おおきなおとで、みんなにしらせて、たすけをよぶ
マスク かぜをひかないようにかんせんぼうし
ウエットティッシュ てなどをきれいにふく
ティッシュ はなみずがでたときやといれでもつかえる
めんぼう みみのなかをきれいにたもてる
ぼうそうこう けがをしたときにはる
ビニールぶくろ(小さいもの) ・ものをいれてはこぶ
・みずをいれることができる
・ちをとめるときのかんせんぼうし
・うでをつる
ビニールぶくろ(おおきいもの) ・ものをいっぱいいれてはこぶ
・みずをいれる
・あまがっぱのかわりにつかう
せっけん てをきれいにあらえる
わりばし ・たべるときにつかう
・だんぼーるにはさめばうちわになる
ミニカイロ さむさをしのぐ
わごむ ふくろのくちをしばる
はんしゃばん ライトにてらされるとひかる
あめ おなかがすいたときにたべれる

また、子どもたちには「なぜその10種類を選んだのか?」についても発表してもらいました。

消防士さんから「なぜこの10種類を選んだの?」という問いに

「ティッシュペーパーは、血が出たときにバンドエイドの代わりになるので選びました」
「ビニール手袋は、何か危ないものを触るときに使えるので選びました」

など、子どもたちも自身で災害時の場面を想定して、防災グッズをひとつひとつ選んでいることがわかりました。

その3「液状化現象の仕組みを実験しよう」

このプログラムでは、虫かごに水を含んだ土が用意されており、「まずは粘土で家を作ってみよう!」というところから実験が始まりました。

各自、好きなように屋根がある家や四角の家など作って、土の上に置いてみました。また車も土の上に置いてみました。次に、緩衝材であるプチプチを撒いて土の中に埋めていきます。ここまでで準備は完了です。

その後、手で箱を叩いて地震を再現してみたところ、重い家や車が土の中に沈んでしまい、軽いプチプチは地表より浮き上がってきてしまいました。

液状化現象は、これと同じような現象だそうです。つまり、重いものは沈んでしまい、軽いもの(中が空洞のマンホール等)は浮き上がってしまうという仕組みであることが、子どもたちにも理解できたようでした。

また、「わいわい防災マップ(元禄型関東地震)液状化危険度」を見て、今いる横浜橋通商店街も危険度が高く、地震があったら液状化が起こりうる場所であることを勉強しました。

消防士の方々は、子どもたちに防災の大切さや、日ごろからの備えがどれだけ重要かについて丁寧に解説していました。

参加した小学生のお母さんは、「子供が学校からこの“防災てらこや”のチラシをもらってきたので、一度体験させようと思って連れてきたのですが、こんなに本格的に物を作ったり、いろいろ体験できてよかったです!」とお話されていました。

「防災てらこや」いかがでしたでしょうか?

先週も、記録的な大雨により山形県や新潟県、北陸地方などで被害が相次いで発生したことは記憶に新しいとおもいます。山形県の最上川を含め、9県で45河川が氾濫し、今も新幹線が止まっていたりと甚大な被害をもたらしました。

地域の商店街の一角で子どもたちが防災について勉強し、「いざというときにどのように行動すればよいか」を、親が近くにいない時でも自分たちで考えて命を守ることができるようになる教育の場は、子どもを持つ親として大変ありがたい取組みだと思います。

防災てらこやは、今後も定期的に開催されるそうです。気になった方は、ぜひお子さまと一緒に参加してみてくださいね。

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