【価格や費用感も紹介!】太陽光発電+テスラ蓄電池のある生活を始めて3年[電気使用量公開]

テスラ

〇綾瀬:赤井邸

こんにちは、アカイです。

テスラ社の家庭用蓄電池「パワーウォール(Powerwall)」を自宅に設置してから、早いもので蓄電池生活も3年が経過しました。
データも蓄積されてきたので、今回はこれまでの実績を基に、テスラパワーウォールを導入してから生活はどう変わったのかを発表したいと思います。

テスラパワーウォールの基本情報や価格、費用感などについても改めてご紹介しますので、ぜひご覧ください。

<目次>

1.テスラパワーウォールの基本【テスラ社とは?】
2.テスラパワーウォールの基本【性能の特徴とメリット】
3.直近1年!家庭用蓄電池テスラパワーウォール生活の結果
4.【太陽光+テスラパワーウォール】一日の電気の使い方を大公開
5.気になるテスラパワーウォールの価格と費用感
6.どんな人が購入する?導入者の傾向データ公開
7.テスラ認定販売施工会社「辻・本郷 スマートアセット」の施工実績紹介

1.テスラパワーウォール(Powerwall)の基本【テスラ社とは?】

―世界を持続可能なエネルギーへ。―
「電気自動車は ガソリン車よりも優れていて、速く、楽しく、運転に妥協する必要がないことを証明したい 」そう願った数名のエンジニアにより、2003年にTesla(テスラ)は創業されました。
Tesla社HP「企業情報」より)

米カリフォルニア州パロアルトに本社を置く、電動輸送機器およびクリーンエネルギー関連企業であるテスラは、この理念の通り、100%電気で走る電気自動車(EV)の販売を進めてきました。

日本経済新聞によると、2023年10~12月期EV販売台数は中国メーカーのBYDが上回りましたが、2023年通年のテスラのEV販売台数は前年比38%増の約181万台、1位となりました。2位のBYDのEV販売台数は約157万台でした。このことからも、EV業界におけるテスラの人気の高さがわかります。

それだけでなく、テスラは太陽光発電設備や蓄電池などの製品をも製造する会社となりました。
2019年10月には、日本での家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」の設置開始を公表し、2020年8月25日にはHPにて実際の設置事例の動画を公開しています。

テスラが最終的に目指しているクリーンな移動手段とエネルギー生産。その分野での台頭はますます加速していきます。電気自動車、バッテリー、そして再生可能エネルギーの生産と貯蔵方法を組み合わせて、「持続可能なエネルギーへ、世界の移行を加速する」というのがテスラ社のOUR MISSIONとして掲げられてます。

テスラパワーウォールの詳細スペックがわかる!

テスラパワーウォール
製品のご紹介

こんな人におすすめです

  • テスラパワーウォールの購入を検討中の方
  • 特徴や具体的な利用イメージを知りたい方

2.テスラパワーウォールの基本【性能の特徴とメリット】

蓄電池を導入する目的は、大きく分けて2つ。
電気代の削減と停電時(災害時)の非常用電源としての役割です。

そんな2つの目的を器用にこなせるテスラパワーウォールの特徴は、簡単にいうと次の3点です。

テスラパワーウォールの特徴:
① 電池容量の大きさ
② 全負荷+200V対応
③ アプリで簡単に操作できる運用設定

この3つの特徴を詳しく解説している記事が別途ありますが、ここではザックリ説明したいと思います。詳細が気になった方は下記記事をご覧ください!
☞『【3分でわかる!】テスラPowerwallの性能を深掘り解説』

① 電池容量の大きさ

テスラパワーウォールの電池容量は「13.5kWh」もあります。
聞き慣れない方も多いかと思いますが、これは電力量といい、「電力×時間」で算出できます。

この“13.5kWh”という電力量は、平均的な1世帯当たりの約1日分の使用電力量と同等です。
家庭用蓄電池の中でもこの電池容量は多く、大容量といえると思います。

② 全負荷+200V対応

蓄電池には、「特定負荷」タイプと「全負荷」タイプの2種類があります。
その差は、ためた電気の送り先が指定した家電製品へ限定される(特定負荷)か、家の中すべてに行き渡る(全負荷)かの違いです。

全負荷型のテスラパワーウォールの場合、75A(15kVA)まで対応可能なので、一般的な住宅であれば家中の設備をバックアップすることができます。また、200V機器にも対応可能なため、冷蔵庫はもちろん、エアコンやIHクッキングヒーター、エコキュートなども動かすことができます。

③ アプリで簡単に操作できる設定

テスラパワーウォールは、テスラが提供している専用アプリで管理、運用することが可能です。

また、本アプリでは蓄電池本体の運転モードの設定も細かく決めることができます。つまり、電気をためておく時間帯や、逆に電気を自宅に供給(放電)する時間帯なども、それぞれのご家庭のライフスタイルに合わせて好きなように変更できます。

テスラPowerwall_LP用

☞Powerwallをもっと詳しく!

3.直近1年!家庭用蓄電池テスラパワーウォール生活の結果

まずおさらいとしまして、
我が家の太陽光パネルは「3.9kW」、蓄電池は「13.5kWh」になります。

以前は、深夜の料金が安い電気料金プランで契約していたので、夜間の深夜1時から蓄電池に電気を貯めるモードで運用をしていましたが、現在は深夜料金の電気料金も値上がりしたため、太陽光発電分から蓄電池に電気を貯めるモードでの運用に切り替えています。

そこで、2023年1月から12月22日までの結果をEXCELでまとめてみました。

アカイさん_テスラPW実績データ(自家消費モード)

すると、太陽光発電による発電量が多く、消費電力の少ない4月~6月に関しては、購入電力量が30kWhを切りました。(特に5月は、19.5kWhしか電力会社から電気を購入していません!)

50A契約の4人家族の電気使用量としては、驚きの少なさです!!

テスラパワーウォールの13.5kWhという容量は、4人家族が1日普通に暮らすことができるだけの電気を十分に賄えるということがわかりますね。

4.【太陽光+テスラパワーウォール】一日の電気の使い方を公開

実際に、5月の晴れの日の使い方グラフをお見せします。

晴れの日の電気使用量<5月27日(土)>

購入電力量_A様

このように、深夜から朝方の発電が始まるまでの間のみ電気を購入しております。

日中~夜まで普段通り電気を使用して生活していますが、晴れの日は8時~0時まで電気使用量がほぼ0(ゼロ)ですので、太陽光発電と蓄電池だけで生活できていることがわかります。

5.気になる家庭用蓄電池テスラパワーウォールの価格と費用感

導入を検討されている方の参考となるよう、製品本体の価格や、設置工事などの費用も含めた導入までのコスト感をご紹介します。
太陽光発電設備と蓄電池の両方を導入する場合の費用例もご紹介するので、これから太陽光発電設備と蓄電池を合わせて導入しようと考えている方もぜひご参考ください。

テスラパワーウォール:製品本体価格

テスラの家庭用蓄電池テスラパワーウォール(Powerwall)は、機器の構成としては蓄電池本体(Powerwall)と制御操作盤(GATEWAY)の2つの機器から成り立っています。

【2023年12月時点】
製品本体価格(Powerwall+GATEWAY):1,100,000円(税抜)

13.5kWhと家庭用蓄電池の中でも大容量でありながら、本体価格が1,100,000円(税抜)というのは、他社と比較しても安価な料金設定と言えます。
さらに、性能面やアプリで運転モードを細かく設定できることから、それぞれのライフスタイルやニーズに合わせた運用ができる点も大きなメリットです。

テスラパワーウォール:設置工事費などを加味した費用感

先ほどの製品本体価格に加え、実際には次のような費用もかかってきます。

【設置工事費】
・工事費
・架台費用
・基礎費用 など
これらも含めた費用感:約180万円~200万円ほど

もちろん、この費用感はあくまでも目安であり、お客さまのご自宅のさまざまな条件によって金額は前後します。
とはいえ、この金額であれば、特定負荷型の他社の蓄電池とも大きな金額差はありません。テスラパワーウォールの容量の大きさと負荷の範囲を鑑みたコストパフォーマンスで考えると、非常に魅力的な商品だとわかるかと思います。

また、最近ではテスラパワーウォールと太陽光発電設備を一緒に導入される方も多いです。
こちらもおおよそですが、目安として、仮に次の条件の場合の費用感をご紹介します。

【テスラパワーウォール+太陽光発電設備(4kW)を導入する場合】
合計の費用感:約300~400万円前後ほど

全負荷型の蓄電池でこの金額帯となれば、特定負荷型と比べても初期費用はそこまで大きく変わりません。ですが、特定負荷型の蓄電池と違い、災害時に家じゅうの家電製品を利用することができるようになります。

☞「我が家ではどのくらい費用がかかるのか?」気になる方はぜひシミュレーションのご相談を!

6.どんな人が購入する?テスラパワーウォール導入者の傾向データ公開

実際にどのような方がテスラパワーウォールを導入しているのか?どういった理由で導入しているのか?当社で設置されたお客様のアンケートデータを、一部簡単にご紹介します。

太陽光発電設備は設置済み、または合わせて導入される方が多い

テスラPowerwall購入者の傾向分析_設置容量

テスラパワーウォールを導入された方の多くは、太陽光発電設備をすでに導入されているご家庭が多く、また発電容量は、3~5kWほどの容量を設置されているところが多かったです。

ですが一方で、太陽光発電設備を導入していないご家庭も。停電対策の備えとして、テスラパワーウォールのみを導入される方も、6%と一定数いらっしゃることがわかりました。
このように、太陽光発電設備は設置せずテスラパワーウォールのみを設置することも可能です。

テスラパワーウォールの導入を検討したきっかけは「卒FIT」

テスラPowerwall購入者の傾向分析_FIT年数

家庭用蓄電池の導入を検討するタイミングとしては「卒FIT」、つまりFIT制度による10年間の売電の買取期間が終わるタイミングだった方が最も多いという結果となりました。

FITの買取期間が終わってしまうと、それまでの売電の買取単価は適用されなくなってしまうので、また売電しようにも基本的に単価はそれまでよりも下がってしまいます。
それならば、太陽光発電設備で発電した電気をテスラパワーウォールにためて、朝や夜といった太陽光で発電できない時間帯に使い、電力会社から買う電力量を減らしたいと考える方が多いようです。

☞テスラパワーウォール導入者さまのその他傾向データはコチラ

7.テスラ認定販売施工会社「辻・本郷 スマートアセット」

実はテスラパワーウォールは、テスラに認定された施工会社しか工事をおこなうことができません。
その認定販売施工会社は12月現在、全国で20数社ほどです。当社、辻・本郷 スマートアセット株式会社はその内の1社となります。

これまでのテスラパワーウォール施工実績

これまで辻・本郷 スマートアセットでは、数多くのテスラパワーウォールを販売・施工してきました。また、対応エリアも神奈川県内のみならず、埼玉県や千葉県など関東エリアを中心に、さまざまなところにお住まいのお客さまに選んでいただいております。

設置写真_抜粋_3案件

今回は、これまで設置してきたお客さまの声を一部ご紹介します。

【東京都I様】
自宅にもともと太陽光発電を設置していたのですが、固定価格買取制度が10年で、卒FITを迎え、買取単価が8円などになってしまうことを知り、このまま売電してもあまり意味がないかなと考えました。
せっかく太陽光発電があるので、テスラパワーウォールを導入すれば、その電気を自宅でもっと有効活用できるし、停電時に自動で家の家電がまるごとバックアップできると知って購入しました。

【東京都事務所K様】
ソフトウエア関係の事業をしているため、日ごろから電気を多く使用しています。
停電になり、PCなどが使えなくなりお客様に迷惑がかかることがあっては困ると思い、BCP対策としてテスラパワーウォ―ル(Powerwall)2台を設置しました。

☞設置者さまのインタビューは動画でもご紹介!

――――🌞―――🌞―――🌞――――

いかがでしたでしょうか?

太陽光発電+家庭用蓄電池テスラパワーウォールのスマートライフ、ぜひご検討ください。
ご相談やご質問など、何かありましたらお気軽にお問い合わせください。

テスラPowerwall_LP用

☞Powerwallをもっと詳しく!

テスラPowerwall_YouTube用

☞インタビュー動画はこちら!

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