【コスタリカで学ぶ】エコツーリズムという旅行スタイルの楽しみ方

エコツーリズムのきっかけ:コスタリカという国

「世界一きれいな鳥を見に行こう!」

そんな友人の謳い文句につられ、大学の卒業旅行で中米のコスタリカに行ったワタナベです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?

通常であれば卒業旅行真っただ中の時期ですが、海外はおろか、国内旅行にもなかなか踏み切れない日々が続いていますね…。
そこで今回は皆さまの気分転換に、そして「コロナが収束したら行ってみたい!」とコロナ明けの楽しみが増えるように、王道とはちょっと違う旅行プランについてご紹介します。

中米コスタリカ(Costa Rica)とは

まずは、簡単にコスタリカという国について説明したいと思います。

<正式名称:コスタリカ共和国(República de Costa Rica)>
公用語はスペイン語ですが、英語も話せる方が多いので安心です。
「コスタリカ」とは、スペイン語で「豊かな(Rica)海岸(Costa)」という意味だそうです。
一つの単語ではないので、ラテン系のおじさんは「コスタ・リーカ!」と発音していました。

<治安:注意レベル1>
気になる治安は、外務省の安全マップでは注意レベル0~4の中で1と低め。
実際訪れた感触としては、沖縄のような雰囲気でした。
夜遅くには出歩かないようにしたり、貴重品はしっかり管理するなど基本的な注意をしていれば大丈夫かと思います。

<その他>
・気候:一年通して平均25度前後と暖かいです。乾季/雨季はあるので要チェック
・通貨:単位は「コスタリカ・コロン」かわいい!コロンブスが由来らしいです。
1コスタリカ・コロン=約0.19円。
・食事:スペイン系とメキシカン系のシンプルな味付けの料理が多かったです。
米、豆、サラダと肉か魚がワンプレートになった料理が定番のよう。
よくプレート料理に付いてくる揚げたバナナのスライスが甘くてお気に入りでした!

定番とは異なるコスタリカならではの旅行プラン

皆さま旅行先の定番と言えばどこを思い浮かべるでしょう?
色々と選択肢はありますが、なんとなくヨーロッパやハワイ、東南アジアのリゾート地などが出てきやすいかと思います。もちろん、こういった旅行先も大好きです。

しかし、コスタリカではこういった場所とは一味違う旅行体験ができます。
そのひとつが、冒頭であった「世界一きれいな鳥」に出会えるということです。

その鳥の名前は「ケツァール(quetzal)」といいます。
頭から背中と長い尾羽はエメラルドグリーン色、そして腹部は鮮やかな赤色をしているのが特徴です。
中南米にのみ生息しており、古代アステカ文明の時代から中南米の国々では神聖な鳥として崇められていたそうです。確かに、不思議と輝いて見えるその体躯には神聖さを感じてしまいます。

ではなぜ、中でもコスタリカをオススメするのかというと、この国が「エコツーリズム先進国」と名高いからです。

さて、この「エコツーリズム」とはどのようなものか?
実際に訪れたコスタリカでの様々な風景と合わせて説明したいと思います。

エコツーリズムを楽しむ!コスタリカ旅行体験記

実はコスタリカには、地球上の全生物種の5%にあたる約8万7000種が生息しています。
国土は日本の約7分の1しかないのですが、その国土の4分の1が国立公園や自然保護区に指定されているという、多種多様な動植物の宝庫なのです。

そんな中で、私は「モンテベルデ」という雲霧林保護区のガイドツアーに参加しました!

コスタリカでは、こういった保護区などでのガイドツアーに参加することをオススメします。
なぜならガイドさんの知識量と自然への配慮、説明の面白さがすごいからです。
また、ケツァールや珍しい動植物をたくさん見たい方は自力では難しいそうなのでガイドさんがいると安心です。

環境保全のため、一度に入れる人数は決まっているようで、私が訪れた時は10人程度のグループで入りました。
森の中に入るとまず、鬱蒼とした立派な木々に囲まれます。これらはどういった木で何百年という樹齢であることなど、解説を聞きながら歩いていきます。

すると割と序盤でガイドさんが突然望遠鏡を設置しだし、小さな声で「覗いてごらん」と言われました。
望遠鏡を覗くと、ひときわ輝く鳥「ケツァール」がいました!ほんとにエメラルド色!

 

肉眼でも小さく見える距離にとまっているようでした。コスタリカでは遭遇率は90%と高いですが、それでも本当に会えるととても感動します。

その後も森の中をゆっくり歩きながら色んな生き物に出会いました。
ハチドリ、ヘビ、カエル、タヌキ、カタツムリ、芋虫、鮮やかな花々など。

それぞれの生態や生き物同士の共存関係についても、ガイドさんから解説を受けられるので常に「へえ~!」と関心が尽きません。勉強になり、興味がわくツアーでした。

環境省によると「エコツーリズム」とは、次の仕組みのことをいいます。

地域ぐるみで自然環境や歴史文化など、地域固有の魅力を観光客に伝えることにより、その価値や大切さが理解され、保全につながっていくことを目指していく仕組み

その地に今ある自然や文化と共存し保全しながら、うまく観光業などの経済活動へ昇華していくということですね。

コスタリカでのこのようなガイドツアーへの参加は、まさにエコツーリズムでした。
普段は環境保全に努めている人が観光客向けにガイドを行い、自然を楽しんでもらいながら保全への重要性と理解を深めてもらう。それが観光業としてうまく成り立っていたと思います。

他にも、泊まったホテルでは植樹体験をさせてもらったり、至る所にハチドリなどの鳥用に砂糖水が設置されていて、生き物を身近に感じられました。

このような“学び”がある旅行は、これが初めてだったように思います。
楽しみながらその地の自然や文化を感じ取る「エコツーリズム」、興味がわいた方はぜひ調べてみて下さい!

日本でも体験できる「エコツーリズム」

とはいえ、今の状況だと国外旅行ができるのはまだまだ先になりそうですよね…。
しかしこのエコツーリズム、もちろん日本でもあるんです!

「日本エコツーリズム協会」のサイトを見てみると、日本国内のさまざまな都道府県で行われているエコツアーを探すことができます。
☞「日本エコツーリズム協会」のサイトはこちら

関東エリアだと、群馬県や栃木県、神奈川県でも登山でのネイチャーツアーなどがありました。
また、東京では小笠原諸島や三宅島で行われるツアープログラムが豊富なようです。

小笠原というと、丁度これからの時期はザトウクジラマッコウクジラがよく見られるはずです。夏にはイルカや、2021年はペルセウス流星群が来るのできれいな流れ星も見れるかもしれません。
小笠原諸島も大好きな旅行先なので、いつかじっくりご紹介できたらと思います。

少し話がそれてしまいましたが…、先ほどピックアップした地域以外にも色んなエコツアーがあります。
特に、環境保全に根付いたツアーでは自然の中で行われるものが多いようなので、あまり密にならず、もう少し状況が落ち着いたら検討してみてもいいかもしれません。

また、こうしたエコツーリズムはSDGsの目標にも当てはまります。
例えば「8働きがいも経済成長も」や「14海の豊かさを守ろう」、「15緑の豊かさも守ろう」など。

自然にたっぷり触れて、学びにもなる「エコツーリズム」、環境にもいいこの旅行スタイルを気になった方は体験してみてくださいね!

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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