猫のためにも!太陽光と蓄電池で災害時も一緒に暮らせる仕組みづくり

インタビュー

Mさま_保護猫3匹

今回は、新築住宅に太陽光発電設備とテスラ社の家庭用蓄電池「Powerwall(パワーウォール)」を導入された、Mさまにインタビューさせていただきました。

保護猫3匹と暮らすための家づくりについて、こだわった点や災害対策など、詳しく伺いました。同じようにペットを飼われている方は、ぜひ参考にご覧ください。

新築を計画し始めたのは電気代高騰の影響から

もともとは築30年くらいのマンションに住んでおり、断熱性能などがかなり低かったので、夏の暑さ・冬の寒さが、私たちにも一緒に暮らす保護猫3匹にもきつい状況で、このまま暮らし続けることは難しいと感じていました。

マンションに住んでいた頃から節電は心がけていたので、2021年に比べ、2022年は電気の消費量を50%削減ができました。しかし、電気代自体は30%しか減らせなかったこともあり、節電で電気代を削減するには限界があるなと感じ、太陽光発電と蓄電池を導入した家を買おうと決めました。

過去10年分の電気使用量を記録していたので、そのデータを基に6kWの太陽光パネルがあれば、今の暮らしで消費する電気使用量+電気自動車の自宅充電分までを、自家発電で100%賄うことができると算出しました。

そこから、6kWのパネルが載せることができる屋根の面積はどれくらいか、その屋根が載る建物の大きさはどれくらいか、その建物が建てられる土地の面積はどれくらいかと逆算していき、土地の大きさを決めました。

Mさま_保護猫

(古株みずめさん。お名前の由来はMさまが一番好きなミズメサクラの木だそうです)

家づくりにおける条件決めと実現に向けた模索

新築を建てるにあたって、6kWの太陽光パネルが載ること、断熱性能(UA値)が0.46以下であること。そして、公園の前の良い土地が見つかったので、借景が楽しめる大きな窓を設けられることは外せない条件でした。

いくつかのハウスメーカーさんをあたったのですが、やはり大きな窓と耐震強度を両立させることが難しいと言われる中で、住友林業さんであれば大きな窓があっても耐震強度3を取得できるということで、お願いすることに決めました。

林業を行っている会社さんということで、森林管理から伐採まで自社で行っており、床材も本物の木を使ってくれて、木の香りに包まれる過ごしやすい家になりました。元々木材が好きなので、インテリアにも本物の木を使って、シンプルを楽しむことにこだわっています。

Mさま_住宅外観

以前のマンションでは、夏場・冬場などの室内の環境が変わってしまう時は、やはり猫たちがきつそうにしていました。ですが、新しい家ではエアコンや加湿器で室内の温度・湿度を一定に保つことができるようになり、解消することができました。

また、叶えることができた大きく窓からは公園が見えるので、そこに虫がいたり鳥がいたりすると猫たちも窓に駆け寄っていて、すごく楽しめているようです。

Mさま_窓辺の様子

猫との暮らしを守るための災害対策

2024年1月に能登半島で大きな地震がありましたが、災害があった時にすぐに避難するとなると、猫たちをどうするのか、避難所に連れていけるのかという問題は、同じようにペットを飼われている方には共通であると思います。

できれば、被災したとしても猫たちと一緒にいられる環境を作りたいと思っていました。

それには、少なくとも震度5強の地震では倒壊しない建物であることや、2~3日くらいは自力で耐えられる備えがないと救助に来てもらうことも難しいのでは、という思いがありました。

そのため、ペットボトルの水や非常食の備えはもちろん行っていますし、太陽光発電と蓄電池を導入したことで、電力も含め、自給自足ができるような体制を用意ことができたと思います。

Mさま_御庭

(猫たちの健康のため、家全体の水を浄水しているとのこと。付加的に髪の毛も綺麗になったと、奥様も喜ばれているそうです)

住宅の災害対策設備としてテスラPowerwallを選んだ理由

テスラ社の蓄電池にした理由は、まず容量が13.5kWhと大容量であることと、コストが施工費を含めて200万くらいに収まるというところが、他の蓄電池メーカーと比べてコストと性能のバランスが取れていると思いました。
また、テスラ社の車を保有しているので、1つのアプリで車と蓄電池を一括管理できる点も選んだ理由の1つです。

実際に使ってみて、太陽光パネルでの発電電力・家で使っている消費電力・車に充電する電気・系統から買う電気が一つの画面で見られるので、電気が見える化されたことでトータルして電気の管理がしやすくなりました。

例えば、「エコキュートだと1時間でこのくらいの電力を使うから、今の発電量なら洗濯乾燥機は少し時間をずらして使おう」という調整をしています。

逆に晴れている日は、「このままだと何時には蓄電池が100%を超えて発電が余って売電に流れてしまうので、それであれば車に充電しよう」など、ちょっとしたゲーム感覚で電気を使ったりためたりできることが楽しいです。

Mさま_テスラアプリ

テスラの車でいうと、元々セダンタイプのモデル3に乗っていましたが、趣味のキャンプに行くときに荷物が多くなってしまうので、SUVタイプのモデルYに買い替えたところ、荷物の積載量がかなり多くなり、山登りの時にふもとで車中泊を行う時も快適です。

インターフェースがタブレットのような大きな画面のみで、車内がすっきりしており、何かボタンを探したり、操作に迷ったりすることのないシンプルさ。そして、何か月かに一度ソフトウェアのアップデートがあり、新しい機能が追加されたりとするところも、テスラの魅力ですね。

蓄電池を検討中の方へメッセージ

蓄電池の導入を検討する際には、やはり性能やコスト、そして政府などから出ている補助金を考慮する方が多いと思います。

テスラPowerwallの場合は、基本的に補助金が出ないのですが、容量が大きく丸々1日分の電気をためられるため、コストとパフォーマンスの観点から考えると、決して選択肢から外さなくて良いのかなと思います。

あとはやはり、電気の見える化と一括管理できる便利さが、実際に体感してもらえると使いやすさを感じられるのではないかなと思います。

Mさま_テスラPowerwall

担当スタッフからのコメント

この度は家庭用蓄電池にテスラPowerwallを設置いただき、ありがとうございます。

初めてお打ち合わせでご来社いただいた際に、保護猫ちゃんのお話や、憧れのハウスメーカーで建てる家づくりについて、楽しそうに話されていたことを覚えています。

配線に関してハウスメーカーの担当者の方と打ち合わせするため建設工事中の現場に伺った際は、上棟直後でしたので完成形のイメージが浮かびませんでしたが、インタビュー時に改めて完成したご自宅を拝見したところ、Mさまの思い描いていた住宅の姿がわかり、感動いたしました。

これからの長い生活をともに過ごす家づくりに、微力ながら関わらせていただくことができて光栄でした。今後は、電気の自家消費がどのくらい叶うのか、結果を伺うのが今から楽しみです。

☞取材にご協力いただいた保護猫ちゃんの日常は、下記インスタグラムよりチェック!
https://www.instagram.com/mizume0629/

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☞Mさまインタビュー動画はコチラ

テスラPowerwall_LP用

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