【災害時以外にも!】アウトドアで大活躍するポータブル電源

蓄電池

ポータブル電源とは?なんで今注目を浴びているの?

みなさん、「ポータブル電源」というものをご存じでしょうか?

なんとなくイメージすると、今までは災害時における緊急用設備という固いイメージがわくのではないでしょうか?確かに、災害時には実際とても重要な役割を果たします。

しかし近頃は、そのような差し迫ったイメージだけでなく、あらたに娯楽用としての一面が加わりました。

そもそも「ポータブル電源」とは、本体に大容量蓄電池を搭載し、ACコンセント・シガーソケット・USB端子より、電気を電気製品・機器に供給することができる電源装置のことをいいます。

屋外でも電気を長く使うことができることから、今ではアウトドアで電源を確保でき、災害・停電時など、緊急時にも重宝されるアイテムになりました。

また、新型コロナウイルスが社会問題となる前から、若い女性を中心に一人キャンプが流行していましたが、それに加え、コロナ社会へ突入したことがキャンプ人気に拍車をかけ、ポータブル電源の需要もより高まったのだと思われます。

金曜の夜に仕事を終え帰宅し、自家用車に食材や寝具などを積み、土曜日の朝(早い人は金曜日の夜)にキャンプ場などに移動し、土日でフルにアウトドアを楽しむのです。昨年、コロナにより多くの業界が苦しい状況に置かれる中、キャンピングカーが飛ぶように売れたというニュースが皆さんの記憶にあると思います。

そして今、電気自動車・キャンピングカーにつづき、ポータブル電源が脚光を浴びるようになりました。

そこで今回は、ポータブル電源でできることとおすすめしたい機種を簡単にご紹介します。
快適なアウトドア生活をしてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

レジャーをアクティブに!ポータブル電源でできること

三密を避けながらも充実したプライベートを楽しみたい・・・
そこでみなさん思いつくのがキャンプなどのアウトドアですよね。

では、アウトドアにポータブル電源を持って行くことで何ができるようになるのか?その一例をご紹介したいと思います。

もちろん、ポータブル電源の種類によってできること・できないことはありますが、まずはポータブル電源と呼ばれるもので「こんなこともできるんだ!」とイメージを膨らませてみてください。

<ポータブル電源でこんなこともできる!>

・スマートフォン、パソコンへの充電
・炊飯器、冷蔵機器、電子レンジでの料理
・扇風機、電気毛布で快適にお泊り
・ホームプロジェクターで野外シアター

パソコンなどの充電はわかりますが、炊飯器などでも料理ができることは少し驚きです。特に、機種によってはこれまでのキャンプでは考えられなかった電子レンジも使うことができます。
いままでのキャンプでは、一般的なのは飯盒炊飯で炊いたおこげつきのご飯でしたが、野外でも炊飯器で炊いたご飯を食べたいという方にはおすすめではないでしょうか?

また、冷蔵機器を持ち込むことにより、真夏でも食材の腐敗を防ぐことができます。さらには、料理に合わせていつでもキンキンに冷えた飲み物を楽しむことも。

食事以外のシーンでも、ポータブル電源があるとより快適に過ごすことができそうですね。野外での映画鑑賞などは、開放感にあふれて観たことのある映画でもまた違った感動が味わえそうです。

☞屋外で観たい懐かしの映画の参考に!

【40代に特に刺さる?】週末におすすめしたい映画TOP3+α

また、電気による料理により、火の始末・火災の問題も回避できるので、小さいお子さんがいるご家庭は安心してアウトドアを楽しむことができます。あと片付けが非常に楽になる点も魅力だと思います。

<遠くでアウトドアをする時以外にも!>

USB端子が繋げられるポータブル電源ならパソコンも使えるので、リモートワークが日常となりつつある今、キャンプ場だけに限らず、好きな場所で仕事をすることも。

自分に合ったニューノーマルなライフスタイルの多様性にもこたえてくれるアイテムになります。

キャンプ場に行くことすら面倒な方は、ベランダ・庭先などにテントを張り、お家キャンプをする方もいるとか・・・。
事実、アウトドア用品店にはベランダにおけるサイズの小さなテントがよく販売されています。

コロナ渦で外出できず、ストレスの溜まった小さなお子さんも、お家キャンプをすることでご機嫌になるのではないでしょうか?

災害時の非常用電源として!本来の用途でも安心

ポータブル電源は、もちろんレジャーだけでなく、有事の際の非常用電源としても活用できるので、家庭用電源・蓄電池の代替品ともなりうる防災製品推奨品です。
持ち運びができ、場所もさほどとらず、まさにポータブルな製品です。

台風・地震などの災害による停電時の防災用品としては、冷蔵庫・調理器具・暖房器具などを使用したり、灯りの確保に活躍するので、ご自身とご家族の安心のために役に立つと思います。

阪神淡路大震災・東日本大震災・昨今の夏のゲリラ豪雨、そして今、私たちがおかれているパンデミック。残念ながら、災害や非常事態というものは私たちにとってもはや身近な出来事です。
そんな今だからこそ、ポータブル電源を所持していることが、いきすぎた防災対策ではないといえると思います。

さまざまな使い方ができる「ポータブル電源」、気になった方はぜひ検討してみてください!

ちなみに!キャンプにおすすめできる機種3選

今回ご紹介したアウトドアでのさまざまな使い方や防災対策としても性能を発揮してくれるポータブル電源を一部ご紹介します。種類が多くて悩んでいる方はご参考ください。

・Jackery:「ポータブル電源 700」
→防水機能・ワイヤレス充電およびLEDライト以外はすべて搭載しているといっても過言ではない“高性能”な商品が多いメーカーです。
→防災対策も視野に入れるなら、電池容量がさらに多い「ポータブル電源 1000」も検討してもいいかもしれません。

・加島商事:「PowerArQ ポータブル電源」
→こちらも防水機能・ワイヤレス充電機能以外はあらゆる機能が搭載されている“高性能”な商品だと思います。電池容量も626Whと大きく、さまざまな使い方ができます。
→費用面でも、10万円以下の価格帯の商品の中では電池容量、性能の両方とも優秀だと考えられます。

・JVCケンウッド:「ポータブル電源 BN-RB6-C」
→先ほど挙げたJackeryと共同開発した商品なので、その性能の高さは折り紙付きです。この商品も上記2つと同様に基本機能はおおむね搭載されています。
→電池容量は626Wh、価格もお手頃で上記2つの良い所どりのような商品です。見ためもスタイリッシュなので、外見重視の方にはおすすめです。

電池容量の考え方についてですが、一日ピクニックや庭先キャンプに利用するなら“300~500Wh”ほどのもの、お泊りキャンプで利用するなら“500Wh以上”のもの、防災対策にも利用するなら“1000Wh近い”ものを選択するといいかもしれません。

最後に!ソーラー充電も組み合わせてさらに便利に

コンパクトサイズで持ち運びに便利な付属品の太陽光パネルでの充電ができる点も検討材料に入れてもいいと思います。

コンパクトなサイズの太陽光パネルは今どきは手に入れやすいですし、日中充電しながらポータブル電源を利用することで、連泊でも安心して電気を確保できます。
上記でご紹介した3製品はどれもソーラー充電が可能ですし、ほかにもソーラー充電ができる製品は多いです。

太陽光発電は、再生可能エネルギーなので地球にやさしい電気です。お子様の環境意識を高めるための実用的な教材にもなり得るので、合わせて検討してみてはいかがでしょう?

☞太陽光発電をメインとするなら?

ポータブル電源は買うべき?定置型蓄電池とのメリット・デメリット比較

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