太陽光発電と合わせるなら?ポータブル蓄電池or定置型蓄電池

蓄電池の種類:ポータブルと定置型
昨今、電気代の値上がりや停電対策として注目を浴びているものが、太陽光発電と蓄電池です。
家庭用の蓄電池ですと、テスラ社の「 Powerwall(パワーウォール)」のような決まった位置に固定する定置型の蓄電池を目にする機会が多いかと思います。
一方、ポータブル蓄電池と聞くと、今流行りのキャンプや車中泊などのアウトドアで利用されているイメージが強いのではないでしょうか。
現在、個人向けの蓄電池は大きくこの2パターンに分かれますが、定置型蓄電池とポータブル蓄電池ではどんな違いがあるのか、詳しく見ていきましょう!
ポータブル蓄電池と定置型蓄電池の違い
ポータブル蓄電池の一番の特徴は、用途に合わせて持ち運びが可能な点です。そのため、サイズ感もコンパクトな製品が多いです。
(近頃は、キャリーケースのような形で持ち運ぶことのできる製品も出てきています。)
また、利用用途にもよりますが、工事は基本的に不要です。加えて、価格も定置型に比べると安価なので、購入のハードルは定置型より低く導入しやすいと言えます。
その代わり、定置型蓄電池と比較すると蓄電容量は小さくなりますが、最近ではソーラーパネルからの充電ができるポータブル蓄電池も増えています。さらには、電気代の節約を目指すこともできるような“定置型蓄電池に近いポータブル蓄電池”も出てきている状況です。
そんなポータブル蓄電池と定置型蓄電池の比較を簡単な表にまとめてみました。
上図の通り、それぞれのメリットやデメリットは大きく異なります。
「容量の大きな蓄電池がいい」「安く手に入るものがいい」という観点だけでなく、普段どのように運用したいか、停電時にどこまでの生活を確保したいかなどの観点からも、ご家庭に最適なのはどちらかをご検討いただけるといいかと思います。
ポータブル蓄電池と太陽光発電と組み合わせるなら:EcoFlow製
ポータブル蓄電池もさまざまな種類がありますが、その中でも今注目されているのが「EcoFlow」のポータブル蓄電池です。
2017年に中国で設立されたEcoFlow社ですが、2019年にはEcoFlow Technology Japanとして日本でも販売がスタートしております。日本では、サッカー元日本代表の中田英寿氏がブランドアンバサダーとなっていることでも話題となりました。
EcoFlow社は、製品ラインナップがとても多いことが特徴の1つです。
以下は、2023年1月時点の製品一覧となります。

(出典:EcoFlow HP(https://jp.ecoflow.com/)より)
製品一覧を見てわかるように、ポータブル蓄電池のみではなく、折りたたみ式のソーラーパネルや停電時に建物内へ電力を供給するための「スマートホームパネル」と呼ばれる設備なども販売しています。
また、ポータブル蓄電池を複数台接続することで蓄電容量を増やすことができるなど、ポータブル蓄電池でありながらもシステムを構築することが可能です。
さまざまな運用が可能なEcoFlow製のポータブル蓄電池ならば、定置型蓄電池と同様の用途で利用することも、台数を増やすことで定置型蓄電池より多い蓄電容量にすることも可能となります。
ちなみに、蓄電容量は台数増やすことで最大25kwhまで上げることができます!
そのほか、ソーラーパネルと組み合わせることも可能です。クリーンな電力をポータブル蓄電池に蓄電しご自宅で使う「自家消費」をおこなうことで、電気代の節約にもつなげられます。
そして、ポータブル蓄電池自体の管理はEcoFlow専用アプリでおこなうことができますので、外出先でも状況の把握や操作が可能となります。
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いかがでしたでしょうか?
このように、ポータブル蓄電池の中でも最先端を走っているのがEcoFlow社。その製品の魅力をご紹介させていただきました。
EcoFlow製のポータブル蓄電池は、ポータブル蓄電池の一面を持ちながらも、定置型蓄電池にとても近い形で運用することが可能です!
それぞれのメリット/デメリットを鑑みて、ぜひご家庭に合った蓄電池を導入されてください。
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