【2023ホワイトデー】被らないセンスがいいお返しに!おすすめしたい環境にやさしいお菓子

環境

2022ホワイトデー_環境にやさしいお菓子

3月14日はホワイトデーですね!お返しにお菓子を渡そうと考えている方も多いでしょう。
ですが、毎年周りとお返しのお菓子が被ってしまうことはないでしょうか?

そんな方に今年おすすめしたいのが、「環境にやさしいお菓子」のお返しです。
周りと被りにくいのはもちろん、今日本で取り組みが進んでいるSDGsの目標達成にも貢献できるため、「センスがいい!」と思ってもらえるお返しのひとつだと考えられます。

今回は、ホワイトデーのお返しにおすすめの「環境にやさしいお菓子」とは何か?そのお菓子を選ぶことで貢献できるSDGs目標についてご紹介します。

ホワイトデー何を渡す?お返しのお菓子には意味がある?

2022ホワイトデーお菓子の意味

ホワイトデーに渡すお返しはお菓子にしようと思っていても、いろいろあって何を贈ろうか迷ってしまいますよね。

何を贈ろうか迷った末、なんとなく良さそうなお菓子を選んでしまうこともあるかもしれませんが、実はホワイトデーのお返しとして渡すお菓子には種類ごとに意味があるのを知っていますか?

今回は、ホワイトデーに渡すお返しとして選ばれることの多い3つのお菓子に込められている意味を見てみましょう。

ホワイトデーのお返しにクッキー

お返しする相手との関係が「友達」であることを意味します。
クッキーにはさまざまな種類があるため、「その中の1つ」と示せるからなのだとか。お返しをする相手に、これからも仲良くしてねという意味も込めて渡すには丁度いいかもしれないですね。

ホワイトデーのお返しにマカロン

お菓子の中でも価格が高いため、お返しする相手が「特別な人」であることを意味します。
ここでいう「特別」は、「特に大切に思っている」という意味です。家族や仲のいい友達、職場の人など日頃からお世話になっている身近な人へ贈るお返しとして良いかもしれません。

ホワイトデーのお返しにチョコレート

チョコレートに関しては、バレンタインデーの贈り物としても、そのお返しとしても選ばれることが多いお菓子のため、特別な意味はないということだそうです。
ただ、ホワイトデーのお返しとして渡されると嬉しいお菓子として、高い人気を誇っています。お返しとして渡すのであれば、少しおしゃれなチョコレートを贈ると喜ばれるかもしれませんね。

被らずセンスがいいホワイトデーのお返しを実現する3つのキーワード

2022ホワイトデー_SDGsキーワード

ホワイトデーのお返しとして渡すお菓子は相手によって変えた方が良さそうですが、周りと被ってしまう可能性も。しかし、同じ種類のお菓子でも他の人と差をつけられる「センスのいい」お返しをすることはできます。

そこでオススメしたいのが、環境にやさしいお菓子を選ぶことです。ここでいう環境というのは「自然環境」だけでなく、ものを作る「労働環境」や私たちが暮らす「社会環境」も含まれています。

「環境にやさしいお菓子」を探すには、3つのキーワードがあります。

1.エシカル
2.フェアトレード
3.オーガニック

これらのワードがどういう意味なのか?例えばどんなお店があるのか?詳しく見ていきましょう!

キーワード1:エシカル(Ethical)

エシカルは「社会で広く認められている倫理的な考え方」という意味ですが、最近では地球環境や社会、人への配慮といった意味で使われています。具体的にいうと次の3つの環境にやさしいことを指します。

1. 商品を作るための自然環境
2. 商品を作る人の労働環境
3. 商品を使う人が暮らす社会環境

お返しとしておすすめのお菓子を例に挙げて説明していきましょう。

ヴィーガンマカロン|祇園イリゼ茶寮

京都・祇園にあるヴィーガンスイーツ店、祇園イリゼ茶寮のマカロンです。
☞祇園イリゼ茶寮「ヴィーガンマカロン」の公式HPはこちら

おすすめポイント①乳製品を使わないため、自然環境にやさしい
乳製品のもとである牛のゲップでは温室効果の強い「メタンガス」が排出されたり、飼育に使われる肥料の多くも一酸化二窒素と呼ばれる温室効果ガスを発生させるので、地球温暖化につながります。

おすすめポイント②地産地消を実践している
原材料に使われている宇治抹茶は京都府産、ブルーベリーは奈良県産です。
地元や地元近辺で獲れるものを使う「地産地消」を意識することは、地元生産者の収入を増やすことにつながるため、生産者にやさしい労働環境を実現できます。

おすすめポイント③アレルギーなどへの配慮
乳製品の他に卵や小麦、アルコールが一切含まれていないため、社会環境にもやさしいです。
食に対する独自の考えを持っていたり、体質の事情を抱えていたりと、どんな背景を持つ人でも食べやすいように作られています。

地球の自然環境や社会、人へ配慮して作られたヴィーガンマカロンは、まさにエシカルを代表する商品といえるのです。

キーワード2:フェアトレード(Fairtrade)

フェアトレードは「公平で公正な貿易」を意味します。具体的にいうと、次の2つの環境にやさしいことを指します。

1. 商品を作る人の生活環境
2. 商品を作るための自然環境

お返しとしておすすめのお菓子を例に挙げて説明していきましょう。

フェアトレード&オーガニックチョコレート|People Tree(ピープルツリー)

世界フェアトレード連盟が認証しているフェアトレード団体・People Treeのチョコレートです。
People Tree「フェアトレード&オーガニックチョコレート」の公式HPはこちら

おすすめポイント①生産者の生活環境に配慮されている
このチョコレートが商品を作る人の生活環境にやさしいのは、チョコレートの原料であるカカオ豆の生産者に30~50%の対価を支払い、生産者の生活が成り立つよう支援して作られているからです。
日本では、発展途上国で生産される商品は安い価格で売られていますが、そこには生産者に正当な報酬が支払われていないという背景があります。

おすすめポイント②農薬や化学肥料を使わないから自然環境に配慮されている
発展途上国の生産者は、生産性を上げるために農薬や化学肥料を必要以上に使うことも。農薬は農作物から害虫や病気を守り、化学肥料は農作物を早く育てることを可能にします。
ですが、必要以上に使われると、農薬が誤って自然界に流れてしまったり、農作物が化学肥料を吸収しきれなかったりして、自然環境の悪化につながってしまう可能性が高くなります。

発展途上国の生産者が自立して生活できるようになるために作られるのが、フェアトレード&オーガニックチョコレートのようなフェアトレード商品なのです。

キーワード3:オーガニック(Organic)

オーガニックとは、「農薬や化学肥料を使わず、自然の恵みだけで商品を作ること」を意味します。

「オーガニック」と聞くと「体にやさしい」を思い浮かべるかもしれませんが、実は自然環境に対してもやさしいものでもあります。

お返しとしておすすめのお菓子を例に挙げて説明していきましょう。

クッキー缶|koe donuts kyoto(コエ ドーナツ京都)

京都・嵐山にあるオーガニック・無添加のドーナツ商品専門店koe donuts kyotoのドーナツ形クッキーです。
☞koe donuts「クッキー缶」の公式HPはこちら

おすすめポイント:原材料にこだわって作られている
クッキー缶が自然環境にやさしいのは、小麦粉や砂糖、アーモンド、チョコレートなどクッキーに使われている原材料のほとんどがオーガニック栽培で作られているからです。
「キーワード2. フェアトレード」でも説明した通り、農薬や化学肥料が過度に使われると自然環境の悪化につながります。

農薬や化学肥料が自然環境へ及ぼす影響を生じさせないために作られるのが、このクッキー缶のようなオーガニック商品なのです。

センスのいいホワイトデーのお返しはSDGsへの貢献につながる

SDGs目標

エシカルとフェアトレード、そしてオーガニックのお菓子をホワイトデーのお返しとして選ぶことは、最近日本でも取り組みが進んでいる「SDGs」への貢献にもつながります。

SDGsとは、人間が地球で長く暮らしていくために達成すべき「持続可能な目標」のことです。
SDGsの目標は全部で17あります。今回の3つのキーワードが17の目標のうちどれに該当し、貢献できるのかを見てみましょう。

エシカルが貢献できるのは目標12「つくる責任 つかう責任」

目標12では「生産者は持続可能な方法で生産し、消費者は責任を持って消費する」ということが掲げられています。
特にお菓子のような食品の場合、大量に生産すると、食べる人がいない場合は消費期限が切れたら廃棄されてしまいますが、自然環境や労働環境、社会環境を考慮して作られたエシカル商品を選べば、廃棄量がぐんと減ることを期待できます。

フェアトレードが貢献できるのは目標1「貧困をなくそう」、目標2「飢餓をゼロに」

経済状況が不安定な発展途上国の生産者や労働者の生活が成り立つように作られるフェアトレード商品を選べば、発展途上国の生産者や労働者の貧困を解消し、世界中の人が豊かな食生活を送れるようになる手助けとなることができます。

オーガニックが貢献できるのは目標2「飢餓をゼロに」

自然の恵みを活かす = 地域の環境に合った栽培や生産を可能にするオーガニック商品を選べば、地域の環境に合った栽培や生産を可能にさせて、生産者や労働者の収入が上がり、飢餓の発生を抑制する手助けとなります。

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いかがでしたでしょうか?

エシカルやフェアトレード、オーガニックを考慮した商品をホワイトデーのお返しとして選ぶことは、人間が地球で暮らし続けるための行動のひとつになり、SDGsの貢献にもつながります。

今年のホワイトデーは、お返しとして選ぶ商品がSDGsに貢献できるものかどうかを考えてみるのも良いかもしれませんね。

今までお返しするお菓子が周りと被ってしまっていた方はぜひ、今回ご紹介したSDGsへの貢献につながる3つのキーワードを参考にお菓子を選んでみてはいかがでしょうか?

地球にも渡す相手にもやさしい、センスのいいお返しで素敵なホワイトデーを!

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