神奈川県民必見|地域循環型アプリを使ってお得な生活!
みなさんは、普段どんなアプリを使っていますか?
私は、家族や友人と連絡を取るソーシャルアプリ、お買い物にはQRコード決済アプリと各店舗で貯めているポイントアプリ、SNSを閲覧するアプリ、野球速報やネット中継を見るアプリ、近々引っ越しを考えているので物件情報を閲覧するアプリ…など、日々生活をする上でアプリを使わない日はありません。
そんなアプリの中には、自治体が主体となって作られたものや、民間企業が地域循環の促進のために作られたアプリなどもあります。
そこで今回は、神奈川県民にメリットがある「地域循環型アプリ」について、3つご紹介したいと思います。
大好評につき7月から第2弾がスタート「かながわPay」
まずは、地方自治体が主体となって作られた地域循環型アプリをご紹介します。
神奈川県民に広く浸透しているのが「かながわPay」です。
“神奈川県をもっと便利に、もっと豊かに”
県内の産業がうるおい、そして県民の皆さまがもっと笑顔に!
神奈川県内の加盟店にて、「かながわPay」アプリを使ってお買い物いただくと、
お買い上げ金額の最大20%分のポイントを還元するキャンペーンです。
2021年10月~2022年5月に実施されたキャンペーンでは、周りでも使っている人が多く、「普段の買い物をするたびにポイントが貯まってお得だった!」と言っていました。
100万回以上ダウンロードされ大好評だった「かながわPay」のキャンペーン第1弾。
そして6月10日、神奈川県は決済額の最大20%の金額に相当するポイントを消費者に還元するキャンペーン「かながわPay」第2弾を7月19日10時から実施すると発表しました。
第2弾は、第1弾よりもさらにバージョンアップするそうです!
現時点でわかっているそれぞれの違いと、第2弾の内容を簡単にご紹介します。
〈第1弾と第2弾の違い〉
第一弾 | 第二弾 | |
還元総額 | 70億円 | 100億円 |
ポイント付与上限 | 10,000ポイント | 30,000ポイント |
〈かながわPay 第2弾概要〉
ポイント付与期間 | 7月19日10時から11月30日まで |
ポイント利用期間 | 7月26日から1月31日まで |
対象QRコード決済サービス | 「au PAY」「d払い」「はまPay」「LINE Pay」「楽天ペイ」(※) |
かながわポイント | 1ポイント=1円相当 |
ポイント付与上限 | 30,000ポイント |
「かながわPay」の良いところは、普段の買い物の支払い時に対象のQRコード決済サービスを使うことで“かながわポイント”が貯まり、貯まったポイントは県内の加盟店で使用できるということです。
県内でお金が動くので、まさに地域循環ですね。
私は「PayPay」ユーザーのため、第1弾には参加しなかったのですが、第2弾は、新たに決済サービスを登録して、お得に生活しようと思います!
地域循環とSDGsへの取り組みを促進「まちのコイン」
続いて、株式会社カヤックと地方自治体が主体となり展開しているアプリ「まちのコイン」についてご紹介します。
「まちのコイン」とは、2019年9月に「神奈川県SDGsつながりポイント事業」で採択されて以来、日本全国18の地域で導入されている地域循環型アプリです。
地域のコミュニティとの繋がりを促進して、人と人とが繋がることでその地域がもっと好きになり、地域の社会課題の解決や地域経済の活性化を目指しています。
神奈川県内では、小田原市・厚木市・横浜市港北区日吉で使えるコミュニティ通貨をもとに、地域内でコインを循環させていくことができます。誰かの役に立つ体験をしてコインを増やしていき、地域内の飲食店などでコインを使って特典を受けることが可能となります。
例えば、
「賞味期限切れの食品、規格外の野菜を破棄すると、フードロスになってしまう‥」
「テイクアウトのお弁当や飲み物を販売しているが、プラスチック容器を使うと、海洋プラスチック問題につながる‥」
という地域の店舗の課題に対して
「破棄されてしまう食品を引き取ってくれたら、○コインプレゼント」
「自身で持参した容器やマイボトルを持ってきてくれたら、○コインプレゼント」
など、解決策に繋がる活動をしたらコインがプレゼントされ
「余ったサンプルなど」「裏メニューの提供や、ドリンク無料など」
このようなちょっとしたおまけや、裏メニューを頼めることで常連さん気分になれるなど、お得感のある体験をすることができます。利用者は、楽しみながら地域経済の活性化だけでなく、SDGsにも関わることができるわけですね。
地域交流からの地域循環を目的としたアプリ「PIAZZA(ピアッザ)」
続いて、PIAZZA株式会社が作った地域コミュニティアプリ「PIAZZA(ピアッザ)」についてご紹介していきます。
「PIAZZA(ピアッザ)」は、地域交流型アプリで暮らしに役立つ地域の情報をやり取りしたり、ちょっと困ったことを相談し合ったり、使わなくなったモノを必要としている人に譲ったりして、街の暮らしをもっと楽しくすることを目的とされています。
【引用:PIAZZAについて】
神奈川県内では、小田原市・横須賀市・横浜市港北区、都筑区、青葉区、港北区、緑区、西区、神奈川区、栄区、泉区、瀬谷区、旭区、保土ケ谷区、磯子区、金沢区、港南区、川崎市中原区が連携協定を締結して、幅広い地域で展開されている地域密着型のアプリです。
PIAZZAはその地域のアプリ登録者との交流から、さまざまなお得情報や不用品のやり取りをおこなうことができます。街に住んでいる人だから知っているオススメ情報から、病院や遊び場のリアルな口コミなどをSNSのタイムライン形式で見ることができます。
行政公認アプリであることや、行政窓口でPIAZZAに関するパンフレットを配布していることなどから安心感があります。また、ユーザーの約8割が子育て世代であることから、購買力のあるファミリー層に、地域企業がアプローチをおこなっているので、地域でのお得情報を入手しやすくなります。
「PIAZZA(ピアッザ)」は、必要としている情報やモノを必要な人に届け、交流をすることで、より良い暮らしを送ることができるようになるアプリです。
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いかがでしたか?
今回は、神奈川県民の方にぜひ活用していただきたい、地域循環型アプリを3つご紹介しました。
日用品や食料品の値上げラッシュが相次ぎ、暮らしが前よりも苦しくなっているのは皆さん同じかと思います。そんな中でも暮らしに役立つ情報や、ポイントを賢く貯める方法を求めている方も多いですよね。
ぜひ今回ご紹介したアプリを活用して、地域に還元してこれからも地域を愛しながら生活していくのはいかがでしょうか?
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