【横浜おでかけスポット】和菓子好きにおすすめ!磯子の逸品巡り(第二弾)
前回の記事に引き続き、「磯子の逸品」の和菓子シリーズをご紹介します。
今回は、屛風ヶ浦と杉田のエリアに位置する和菓子屋になります。
特に杉田商店街にある和菓子屋さんでは、子供たちに大人気のあの作品のキャラクターを題材にした和菓子も売られていますので、要チェックです!
第一弾はこちら☞
御菓子司 光永堂
正統派の「大福」
磯子区の屛風ヶ浦エリアに位置する和菓子屋の御菓子司 光永堂の「大福」は、平成25年に磯子の逸品に認定されました。材料にこだわり、餡から全て手作りの大福は優しい甘さです。
昭和38年の創業以来変わることがないという、もち米を蒸してつきあげられたお餅。そして、そのお餅に包まれた上質の粒餡のもちもちとした食感の中にある餡子の甘さは、まさに正統派の大福と呼べます。「日本に生まれて良かったなぁ」とほっこりする美味しさです。
磯の香りを感じる「磯しぐれ」
また、光永堂を代表するもう一つの和菓子「磯しぐれ」にも注目です。白餡の中に海苔を練り込んだ焼き菓子であり、一口食べると、口の中に白餡の甘さに加えて海苔が持つ磯の香りが広がります。
そんな不思議な風味を感じるこの和菓子は、過去に和菓子に関連するさまざまな賞を受賞したことがあり、その表彰状は店内に飾られています。磯子の逸品の「大福」をご購入される際には、こちらもぜひお試しください。
御菓子司 光永堂 アクセス
御菓子司 光永堂は、京急線屛風ヶ浦駅より徒歩10分の場所にある、白旗商店街の中にあります。
白旗商店街は入り組んだ住宅地の路地の中にありますので、ご来店される際には、道にお気を付けください。
和菓子司 菓子一
杉田梅林を偲ぶ「梅さやか」
和菓子司 菓子一は、杉田エリアにおいて、杉田商店街“ぷろむなーど杉田”の中にある和菓子屋です。大正11年に創業したこのお店は、地元・杉田を代表するお菓子を数多く作ってきたことで知られています。「梅さやか」もその一つであり、磯子の逸品には平成23年に認定されました。
かつて米作りには不適な土地だった杉田では、梅樹の植付けが奨励され、その実を売ることで生活の一助としていました。最盛期には3万6,000本もの梅の木が植えられ、杉田梅林と呼ばれていました。しかし、現在はこの梅林の面影はなく、妙法寺境内に数十本植えられていることと、「梅林団地」「梅林小学校」という地名の名残があるのみです。
「梅さやか」は、そんな杉田梅林を偲ぶお菓子として作られました。桃山種に梅の甘露煮を包んで焼き上げたお菓子で、甘みと酸味が絶妙に調和された味わいが魅力です。
県指定銘菓「磯かぜ」
菓子一から程違い場所にある屛風ヶ浦海岸は、かつては味の良い海苔の産地として有名でした。しかし、時代の流れで埋め立てられ、工業地帯へと移り変わりました。
県指定銘菓にもなった「磯かぜ」は、その昔を偲ぶお菓子として作られました。カステラ饅頭を上品な羊羹でコーティングし、青のりを取り入れて磯の風味を出しています。このお菓子は郷土色豊かな製品で、各地の品評会で多くの受賞歴があります。
東漸寺の梵鐘「永仁の鐘」
鬼滅の刃ファン必見「竹の筒」
「竹の筒」は、菓子一で最近になって新しく作られたお菓子です。抹茶を練り込んだ生地を用いて、こし餡を巻物のように包んだお菓子です。形はその名の通り、竹の筒のような形をしています。
題材となったのは、あの人気漫画「鬼滅の刃」の主人公、竈門炭治郎の妹である竈門禰豆子が咥えている竹の筒とのことです。鬼滅ファンの方は、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?
和菓子司 菓子一 アクセス
菓子一は、京急線杉田駅から徒歩4分の場所にあります。
杉田駅下車後、プララ杉田側へ歩き、杉田商店街を通って新杉田方面を目指す途中、右手側にお店はあります。
JR根岸線新杉田駅からは、徒歩5分です。
新杉田駅下車後、らびすた新杉田を経て聖天端交差点を渡り、杉田商店街を通って杉田駅方面を目指す途中、左手側にお店が見えます。
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いかがでしたでしょうか?
今回ご紹介したお店の情報は、2021年11月ごろの情報になりますので、気になる方はお店のホームページをご覧いただき実際に足を運んでみてくださいね。
甘いものを食べて、ほっと一息つきましょう!
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