【2023】開花ぞくぞく!横浜で楽しめる梅の名所3選
冬も終わりに差しかかる2月のこの時期は、春の花である桜に先駆けて、梅が咲き始める時期でもあります。
梅の開花は、早咲きのものが2月上旬から、遅咲きのものが2月中旬~下旬頃となります。
なので、桜が咲くまでの2~3月中旬頃までは梅を満喫することができます!
これまでにご紹介した記事では、春の訪れを告げる桜、横浜市の花であるバラの名所をご紹介してきましたが、梅の名所もまた、この横浜には多数存在します。
そこで今回は、横浜にあるおすすめしたい梅の名所をご紹介させていただきます。
横浜のおすすめ梅名所:三渓園
これまでに桜、紅葉の名所としても紹介してきた三渓園ですが、実はなんと、園内には約500本の梅の木が植えられた観梅の名所としても有名なんです。
観梅のおすすめスポットは、外苑エリアです。
風情ある歴史的建造物と相まって、とても絵になる景色となっています。
また、外苑エリアでは珍しい梅の種類、「臥竜梅(がりょうばい)」ご覧になれます。
竜が這うような形からその名が付いたこの梅は、三渓園を造った原三渓が支援した画家の下村観山(しもむらかんざん)筆の名作であり、重要文化財にも指定された「弱法師(よろぼし)」に描かれた梅の木のモデルにもなっています。
また、南門付近の内苑へ通じる海岸門付近にも、多数の梅の木が植えられています。
こちらのエリアには、中国・上海市から贈られた、花弁を支える萼の部分が緑色の「緑萼梅(りょくがくばい)」という珍しい種類の梅がご覧になれます。
正門から入園する場合には、かなりの距離を歩くことになりますが、三渓園へ観梅に訪れた際には、こちらもぜひおすすめです。
三渓園へのアクセス
そんな三渓園へは、現在は並ばずに入れるようオンラインチケットを購入することができます。
☞三渓園のHPはこちら
三渓園へのアクセスには、横浜駅や桜木町駅から出ている「ぶらり三渓園BUS」などをご利用されることをおすすめします。車の場合、梅や桜の開花シーズンは駐車スペースが大変混雑しますので、お気を付けください。
横浜のおすすめ梅名所:根岸森林公園
遠くからでも満開の桜が望めることで知られる根岸森林公園ですが、その一角には、横浜市内の公園の中でも屈指の70種300本あまりの梅の木々が植えられた梅林もあります。
梅林エリアの地面は整備されており、ベンチや休憩所も設置されているため、お年寄りの方でもとても散策しやすくなっています。
散策ルートの梅の木は自由に観ることができるので、梅の花の彩りと香りを間近で楽しめます。
根岸森林公園へのアクセス
今年は「梅まつり」も!ゆっくり梅林を楽しみましょう。
☞根岸森林公園のHPはこちら
根岸森林公園へのアクセスには、最寄り駅のJR根岸駅からバスを利用されることをおすすめします。
横浜のおすすめ梅名所:保土ヶ谷公園
保土ヶ谷公園もまた、県内でも有数の梅の名所として知られています。
園内のテニスコートともよおし広場を挟んで隣接する場所には、約40品種、約120本の梅の木が植えられた梅園があります。
梅園内は自由に散策することができ、森林公園のように間近で梅の花と香りを楽しめます。
また、ベンチも設置されているため、辺りに咲いた梅の花を眺めながらゆっくりと休むこともできます。
保土ヶ谷公園へのアクセス
保土ヶ谷公園の梅の開花状況は、2月17日時点で5割程度のようです。最新情報はぜひHPで確認ください。
☞保土ヶ谷公園のHPはこちら
保土ヶ谷公園へのアクセスには、JR保土ヶ谷駅西口又は横浜駅西口、相鉄線星川駅からのバスを利用し、保土ケ谷野球場前下車で向かうことができます。
花の豆知識「梅」漢字の由来とは?
梅という字は、「木へん」と「毎」からなっています。
「毎」は、象形文字の本義では、氏族社会の中で子どもを最も多く育てた母親のことです。
梅が実をつける時、必ず全ての枝に実をつけていることから、人々は梅を子孫繁栄のめでたい樹木と考えたということが由来という説があるそうです。
(参照:梅干し製造・販売会社トノハタHP)
----🌺---🌺---🌺----
小ぶりな花がたくさんなる梅の木は、見た目もかわいらしいですよね。
落ち着いてきたかなと思ったら、オミクロン株でまた急増してしまったコロナ。心が疲弊してしまう毎日ですが、感染対策に気を付けながらこうした自然に触れると癒されそうです!
ぜひ気分転換にも、この梅の時期を楽しんでくださいね。
☞梅の次は桜も!今年はたっぷり楽しもう
☞甘いもの好きの方はコチラ!横浜のスイーツ