全国からお取り寄せ!ロスパン削減にもつながる通販サイト「rebake」|合同会社クアッガさま

インタビュー

rebake_パン宣材写真

フードロス(食品ロス)”というワードは、近頃よく耳にするかと思います。ただ、大きいワードすぎて漠然としたイメージしか浮かばないという方も多いのではないでしょうか?

そこで今回は、フードロスの中でも“パン”にスポットライトを当ててみましょう!

パンのお取り寄せ・通販ができるマーケットサービス「rebake(リベイク)」では、全国のさまざまなパン屋さんのこだわりパンをお取り寄せすることができます。

廃棄されてしまう“ロスパン”を減らすことができるサービスとしても、今注目が高まっている「rebake」。運営会社である合同会社クアッガの代表取締役 斉藤 優也さまに、立ち上げたきっかけやロスパンの現状などを伺いました。ぜひご覧ください。

自然保護には“経済”が必要不可欠

「人にも食べ物にも幸せな一生を」そんなミッションを掲げる合同会社クアッガは、2018年頃に友人と2人、とても小さな規模で始められました。

合同会社クアッガさま_斉藤さま

(合同会社クアッガ 代表 斉藤さま)

「大学では生態学について学び、自然保護に関心を持っていました。ただ、色々学んでいくうちに、自然を守るためには人間側の合意が必要なんだと気づきました」

斉藤さまは、自然を守るためには経済活動も必要だということ。そして、その中で仕事として自分にできることを考えたときに、一番合うのは“食品ロスと関連したもの”ではないかと思い至りました。

また、さまざまな食品ロスがある中でピンポイントに“パン”だった理由は、斉藤さま自身がパン好きで、パンが身近な存在だったからだと笑いながらお話いただきました。

ロスパンとは?パン業界には厳しい現状も

rebake写真1

そもそも“ロスパン”とは?

言葉だけでもなんとなくイメージが湧きますが、rebakeでは“パン屋さんでまだ食べられるのに廃棄になってしまいそうなパン”のことを指しています。

rebake独自の調査では、お店の規模などにもよりますが、平均で5~10%ほどがロスパンとなってしまっているそうです。つまり、1日500個のパンを作っていたとしたら、単純計算では毎日50個ものパンを廃棄せざるをえないということになります。

ロスパンが発生してしまう要因には天候や季節も大きく関係しています。実際に、梅雨の時期や夏の時期は特に販売数が落ち込む傾向にあるようで、夏の時期にはお店自体を1~2週間ほど休業するパン屋さんも少なくはないとのことでした。

rebakeの取り組みと成長

「rebakeのサービスを始めるにあたって、最初にこの取り組みに参加してくれたパン屋さんは、200件店舗近く回って5店舗ほどでした」

ロスパンに対する考え方の違いなどから、最初はなかなかパン屋さんからの賛同を得ることが難しかったと斉藤さまは語りました。それでも、まずは5店舗と協働し始めたrebakeでしたが、暫くは厳しい状況が続きました。

「サービスを開始してから最初の半年は購入してくれるお客さまも全然いなくて、売上も少なかったので、全部寄付したりもしていましたね」

それでも、地道に地域のマルシェへの参加やSNSの拡散などで存在を知ってもらう取り組みを続けたことで、立ち上げから約5年で現在は20万人ほどのお客さま(サービス利用ユーザー)がいらっしゃるとのことでした。そのうち、リピーター率は約8割ととても高い数字となっているそうです。

rebake_マルシェ参加

(マルシェに参加している様子)

食品ロスだけじゃない!人と人を繋げる場にも

2023年3月末時点で、rebakeの取り組みによるロスパンの削減量は700t(トン)を超えました。この数は、今後ますます増えていくでしょう。

そして、rebakeのもう1つの特徴が、パン屋さんと利用ユーザーが新たなつながりを持つことができる点です。現在、全国のさまざまなパン屋さんが800店舗以上参加しているrebakeでは、普段なかなか足を運ぶことができない地域のパン屋さんからもお取り寄せが可能となります。

rebakeを通して、まだ見ぬパン屋さんと出会い、実際にお店に訪れた方。あるいは、お取り寄せしたパン屋さんへ直々にお礼のハガキを送られる方など、人と人の輪も広がりを見せ始めています。

合同会社クアッガが今後目指す先とは

合同会社クアッガさま_斉藤さま②

「rebakeでは、売上の一部を児童養護施設や北海道の知床で自然保護をおこなっている財団へ寄付しています。こうした環境問題には、やはりお金が必要なんです。だからこそ、お金の流れやモノの流れを変えていくことが、自分にできることだと考えています」

斉藤さまは、今後も食品ロスを減らすことに注力しながら、流通段階でのロスを減らすことなどにも取り組んでいきたいとお話されました。

食品の自給率が低い日本では多くのモノを輸入に頼っているため、その分モノの移動が多く、経済や環境などに負担をかけています。その“モノの移動”自体を減らしていく、そんな取り組みにも展開を広げていく考えがあるようです。

国がおこなうような大きな取り組みとは別に、企業だからこそできる、働く人やそこにある環境に寄り添ったサービスや仕組みの提案。合同会社クアッガは、今後も人にも地球にもやさしい経済の在り方を模索していくでしょう。

<合同会社クアッガ さま>
■HP:https://quagga.life/
■rebake:https://rebake.me/

あとがき

「パンが好き」という方にとって、rebakeは“あってほしかったサービス”そのものなのだと感じました。だからこそ、中には2~3年の間に500回以上利用するほど熱狂的なファンの方もおられるのでしょう。

マニアがいる商材という観点で考えたときに“パン”は実に魅力的なモノだと、斉藤さまはおっしゃられました。マニアがいるということはつまり、価格ではなくモノ自体に価値を感じてくれる方がいるということだからです。

そして実際に、ただ安く売るのではなく“パン”というモノに付加価値を付けることで、rebakeは多くの「パン好き」の方々に利用されるサービスになったのだと思います。

お金を稼ぎながら環境問題に取り組むことには、さまざまな制限がかかります。その難しさをどう緩和しながら、継続していくか。企業ができることの可能性はまだまだ広がっていきそうです。

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