【蓄電池の種類】単機能型かハイブリッド型か[用途別に比較しよう]

家庭用蓄電池_充電方式

蓄電池の種類「充電方式」と「負荷タイプ」

蓄電池自体にも、鉛蓄電池・ニッケル水素電池・リチウムイオン電池・NAS電池などさまざまな種類がありますが、家庭用蓄電池の購入を検討している場合には次の2点が重要となってきます。

<充電方式>
「単機能型」か「ハイブリッド型」
<負荷タイプ>
「全負荷型」か「特定負荷型」

蓄電池を導入する際は蓄電容量も重要ですが、“どんな用途で導入したいのか”を明確にしておくことをおすすめします。つまりは、どういった目的で蓄電池を運用したいのかということですね。

例えば、実際に蓄電池を導入される方の理由で多いのは、下記のような理由です。

・災害などでの停電対策をしたい
・卒FIT対策をしたい
・電気代を削減したい

仮に、“停電対策をしたい”という目的が一番大きい場合、まずは負荷タイプから考えてみましょう。

「全負荷型」は、停電時に家全体へためた電気を流すことができます。「特定負荷型」は、指定した1~4回路(子ブレーカー)にのみ電気を流すことができます。どちらのタイプの方が想定している停電対策を満たすか検討しましょう。
この負荷タイプを決めるだけでも、さまざまな種類がある家庭用蓄電池を絞り込んでいくことができます。「全負荷型」は自然と蓄電容量も大きいものが多くなります。

☞負荷タイプの違いやメリット/デメリットについてはコチラ

【蓄電池の種類】「全負荷型」か「特定負荷型」かで停電時の安心度が違う?

では、“卒FIT対策をしたい”場合、今度は充電方式種類から考えてみることをおすすめします。
充電方式は「単機能型」と「ハイブリッド型」で何がどう異なるのか、簡単に解説します。

蓄電池の充電方式:特徴とメリット/デメリット

家庭用蓄電池の充電方式を選ぶときは、太陽光発電設備の有無や導入のタイミングが重要となってきます。まずは、それぞれの特徴の違いからメリット/デメリットを確認していきましょう。

蓄電池の種類:ハイブリッド型

図1_ハイブリッド型-500x405

ハイブリッド型蓄電池は、太陽光発電設備と蓄電池に欠かせない機器であるパワーコンディショナーを1台で兼用してくれる蓄電池システムを言います。2つの組み合わせを意味する「ハイブリッド」という言葉の通り、太陽光発電と蓄電池を組み合わせた一体型というわけです。

ちなみに:パワーコンディショナーとは
太陽光発電で発電した電力や蓄電池に充電されている直流の電気を家で使える交流の電気へ変換するという重要な役割を担う機器です。

通常、太陽光発電設備と蓄電池を設置する場合は、それぞれ1台ずつパワーコンディショナーが必要になります。一般的に単機能型蓄電池のパワーコンディショナーは、太陽光発電のシステムとは独立しており、発電した電流を変換できるような設計になっていないからです。
その点、ハイブリッド蓄電池は太陽光発電・蓄電池のいずれの電力も変換(DC/ACの切替)ができるようになっています。

<メリット>
・電気の変換ロスが少ないので、発電効率がよい
・充電しながら電気を供給できる
・停電時の出力が高いため、一度に多くの家電製品を使用できる
<デメリット>
・単機能型と比べ、価格が高い
・既存の太陽光発電設備に後付けする場合、メーカーによっては保証ができない

蓄電池の種類:単機能型

図2_単機能(フレキシブル)型-500x405

単機能型蓄電池とは、上記で述べたように太陽光発電設備と蓄電池それぞれに1台パワーコンディショナーが必要となるシステムです。
ただ、蓄電池に電気をためるには、太陽光で発電しようとも電力会社から購入しようとも、必ず交流の電気を直流の電気に変換しなければなりません。そのため、蓄電池を設置する場合は必ず蓄電池用のパワーコンディショナーが必要になります。

ここで重要となるのが、太陽光発電設備の有無です。
すでに太陽光発電設備を設置しており、そこに新たに蓄電池を導入する場合、ハイブリッド型蓄電池では太陽光発電用の既存のパワーコンディショナーを撤去しなければなりません。メーカーによっては保証が出ないケースも。
しかし、単機能型ならば、太陽光発電用のパワーコンディショナーをそのままに、新たに蓄電池用のパワーコンディショナーを設置するだけで良いので、既存の機器の撤去費用がかからずにすみます。

<メリット>
・太陽光発電設備と蓄電池で別メーカーでも設置できる
・ハイブリッド型と比べ、価格や費用が安くすむ
・太陽光発電設備がなくても単独で設置できる
<デメリット>
・ハイブリッド型と比べ、変換ロスは多い
・既存のパワーコンディショナー+蓄電池用の設置場所が必要

蓄電池のおすすめメーカーと機種

いかがでしたでしょうか?

では、それぞれの特徴を把握した上で、改めて“卒FIT対策をしたい”場合について考えて見ましょう。
卒FITということは、すでに太陽光発電設備が設置されているご家庭ということなので、この場合おすすめは「単機能型」ということがわかりますね。

このように、一番の目的をしっかりと決めた上で、充電方式や負荷タイプから絞り込んでいくと、種類が多岐に渡る家庭用蓄電池の中からご家庭に合ったモノが探しやすくなると思います。
ぜひ実践してみてくださいね。

最後に、当社横浜環境デザインでは、ハイブリッド型はOMRON(オムロン)。単機能型はTESLA(テスラ)の「パワーウォール」をおすすめしています。
特に、テスラパワーウォールは日本でも数少ない認定施工会社となっております。お探しだった方は、ぜひ一度ご相談ください。

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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