【自由研究に困ったら】作ってみよう!ガラス工芸「とんぼ玉」

とんぼ玉

ガラス工芸品「とんぼ玉」とは?

みなさん、とんぼ玉って知ってますか?
とんぼ玉とは、日本に伝わるガラス工芸の一つで、中心に穴が開いた形状をしたガラスの玉(ビーズ)のことです。
色とりどりの細かな模様の入った玉が、トンボの複眼に似ていることが名前の由来になっています。

私は高校の恩師からとんぼ玉の魅力を教えてもらい、自分で作り始めてから13年が経ちました!

とんぼ玉は、日本には奈良時代に製法が伝わったとされており、現代に至ってもなお、女性の方々を中心にアクセサリーとして愛され続けています。

その作成技法は、金属棒の先端に、火で熱して溶かしたガラスを絡めとって丸める、巻き付けという基本から始まり、コテの上で転がす、細引きしたガラスで点を打つ、先端の尖った錐状のものでひっかく、刃物で筋を付けるなど、多岐にわたります。そして、そんな技法の多さは、とんぼ玉の形や模様の種類の多彩さに繋がっています。

さまざまな技法を駆使すると、流し模様やハート模様、クリスタル型のほか、猫やカエル、カメといった動物の玉なども作ることができます。また、とんぼ玉作りの応用として、ハートや葉の形を作ることもできます。

この他にも、多くの技法を習得していけば、もっと多彩で複雑な形や模様の玉を作ることも可能です。

とんぼ玉10

自宅でとんぼ玉を作ってみよう!(難易度★★★)

それでは、とんぼ玉を自宅で作る過程をご紹介します。私が13年かけて習得したものなので、少し難しいと思います。
今回は透明なガラスを下地に、白と赤の点がついた模様のとんぼ玉を作ってみます。

<材料>

  • ガラスロッド C1-w(無色透明)
  • ガラスロッド C2-w(白色)
  • ガラスロッド B-9(赤)
    ※ガラスロッド C2-w、B-9は、細引きした籤状のものを使います。

<道具>

    • とんぼ玉芯棒(先端に離型剤を塗る)
    • ファン式エアバーナー
    • カーボンコテ
    • 除冷材
      ※ガラスを溶かすには、普通のガスバーナーではなく、内部でファンを回してエアーを噴出して火力を強めるファン式エアバーナーの火力でなければ、十分な熱は得られません。
      ※除冷材とは、熱したガラスが急激に冷えて割れるのを防ぐために、ゆっくり冷ますためのものです。

<作り方>

①とんぼ玉芯棒の先端の離型剤を塗った部分を、エアバーナーの火で熱します。
②下地となる無色透明のガラス C1-wをガスバーナーで熱して溶かし、同じく熱した芯棒の離型剤を塗った部分で巻き取ります。

とんぼ玉2

③カーボンコテの上で転がして、形を丸く整えます。
④細引きした白いガラス C2-wで、点を付けていきます。

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⑤エアバーナーの火で熱して、下地と点のガラスを溶かして馴染ませます。

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⑥細引きした赤いガラス B-9で、白い点の上にさらに点を付けます。その後、⑤の手順でガラスを溶かして馴染ませ、③の手順で形を整えます。

とんぼ玉5

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⑦出来上がったガラス玉を、離型剤の中に入れます。

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⑧1時間ほど静置して、手で持てる程度に冷めたら、芯棒から外します。パイプブラシのような細いもので、穴の中の離型剤を掃除すれば、とんぼ玉は完成です!
とんぼ玉作成歴13年の私は15分くらいで完成しますが、最初は②の巻き取り工程から苦戦しました。

とんぼ玉8

自宅じゃなくても!体験ができるおすすめのお店紹介(難易度★☆☆)

完成したとんぼ玉では、さまざまなアクセサリーを作ることができます。
穴に紐やTピンを通して作るストラップや、皮ひもを通して作るネックレスやバッグチャームなど。既製品のビーズを使って、パターンを楽しむのもいいと思います。

とんぼ玉専用の金具を使えば、とんぼ玉を自由に付け替えることのできるストラップも作ることができます。とんぼ玉そのものを作ることはもちろん、作ったとんぼ玉をどのようにアクセサリーにするかを考えるのも、とんぼ玉作りの楽しみといえます。

皆さんもこの夏、とんぼ玉作りにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
自分だけの作品を、自分なりの工夫で完成させる楽しみをたくさんの人に知ってもらえればと思います。

とんぼ玉が作れる場所として、おすすめのお店を紹介します。興味のある方はぜひ、各HPをご覧くださいね。

  • とんぼ玉 春日

所在地:神奈川県鎌倉市雪の下1-4-26
HP:http://tombodamakasuga.web.fc2.com/

見どころ:店舗に置いてあるとんぼ玉はユニークなものばかりで、とんぼ玉作りだけでなくショッピングも楽しめます。鎌倉観光の際にも、ぜひ見てみてください。

  • きなりがらす 浅草橋店

所在地:東京都台東区柳橋2-14-3帝王ビル
HP:https://kinariglass.com/shop/asakusabashi

見どころ:ガラス工芸の専門店であり、とんぼ玉作りに必要なバーナーや道具を多数扱っていますので、とんぼ玉作りを始めるために道具を買い揃えるならば、おすすめのお店です。
店内では、とんぼ玉製作を体験できる「とんぼ玉教室」が開かれているほか、アクセサリー作りのワークショップも開催されています。

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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