ゆずの出身地「岡村」へ!ゆずっ子が楽しめる聖地巡りの旅
2022年でデビュー25周年を迎えた、北川悠仁さんと岩沢厚治さんによるフォークデュオ「ゆず」。
今回ご紹介するのは、伊勢佐木町と並びお二人のルーツとも言える、岡村の町です。
岡村は、お二人の出身地であると同時に、お二人が手掛けた楽曲のテーマになった町でもあります。そのため、岡村の町はゆずのファン「ゆずっ子」の方々にとっては、聖地とも呼べる場所です。
そこで今回は、ゆずのお二人に縁のある岡村のおすすめスポットをご紹介します!
三殿台遺跡・横浜市三殿台考古館
三殿台遺跡は、横浜市磯子区岡村の標高55.1 mの丘の上に所在する、国の指定史跡です。
縄文・弥生・古墳時代にわたる約270軒の竪穴住居跡が複雑に重なり合って見つかりました。その後、遺跡を保護するとともに、住居跡保護棟、展示棟、復元住居が整備され、横浜市三殿台考古館は一般公開されました。
復元住居はかや葺きの竪穴式で、中に入ることもできます。また、三殿台考古館では、石器造りや弓矢うち大会、勾玉造りといったイベントが年間を通して実施されています。
三殿台遺跡は、2003年にリリースされたゆずのアルバム「すみれ」のブックレットに登場する場所として知られる人気スポットでもあり、ゆずっ子にとっての聖地の一つに数えられています。
実際、過去のインタビューでは「何があるわけではないけれど、思い出深い場所」と語られていました。
三殿台考古館の中では、現地でしか販売されていないオリジナルグッズとして、土器ペンダントや勾玉キットが売られています。
その中には、土器を模してデザインされた2体のマスコットがギターを持っている姿が描かれた缶バッチとクリアホルダーもあります。もちろん、この土器型マスコットは「ゆず」のお二人がモデルです。
館内には、ゆずのお二人へのメッセージを記入できる「ゆずっ子ノート」もあり、ここを訪れたゆずっ子の方々が、思い思いのメッセージを書いています。
岡村の歴史とゆずの歴史を知ることができる場所なので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?
<施設情報>
・開館時間:
4月~9月:9:00~17:00/10月~3月:9:00~16:00
休館日:月曜(祝日の場合翌日)、年末年始(12/28~1/4)
・入館料:無料
・アクセス:
市営地下鉄「蒔田」駅南口(2・3番出口)から徒歩25分
市営地下鉄「弘明寺」駅南口(1番出口)から徒歩25分
「弘明寺」停留所から、市営バス219系統(弘明寺~三殿台公園循環)「三殿台公園」下車、徒歩5分
☞参照URL:https://www.townnews.co.jp/0110/2017/05/25/383710.html
岡村天満宮の「ゆずの壁画」
「学問の神様」や「文化・芸能の神様」として信仰される菅原道真公を祀る岡村天満宮は、「岡村の天神さま」として、古くから人々に親しまれてきました。
その創立年代は不詳ですが、鎌倉時代の1190~1198年頃に、源頼朝の過信が京都の北野天満宮の分霊をいただいて、岡村の地に創建したことが始まりとされています。境内には、「撫でれば患部の苦痛が除かれる」という牛の石象をはじめ、筆塚、針塚なども。
この岡村天満宮がゆずの聖地と呼ばれているのは、入口に飾られている「ゆずの壁画」です。
かつて伊勢佐木町でストリートミュージシャンとして活動していた頃の二人を描いたこの壁画は、横浜松坂屋の屋上にあったものです。
横浜松坂屋閉店に伴い、行方が心配されていた壁画の移設先として名乗りを上げた地元岡村の有志の方々が奔走する中、岡村天満宮の宮司の杉原紳元さんが「ファンの子達が、壁画がなくなってしまうのではと心配していると聞いて」と、移設を快諾されたという経緯がありました。
こうして岡村天満宮は、2008年に新たなるゆずっ子の聖地となりました。受験生の方などは、合格祈願と併せてこの壁画を巡り、ゆずの歴史を感じてみてはいかがでしょうか?
<アクセス>
JR京浜東北線「磯子」駅より市営バス9・78系統「天神前」から徒歩5分
市営地下鉄「弘明寺」駅より市営バス9系統「天神前」から徒歩5分
京急「屏風ヶ浦」 または 「井土ヶ谷」駅より
屏風ヶ浦:市営バス78系統 天神前下車 5分
井土ヶ谷:市営バス9系統 天神前下車 5分
☞参照URL:http://okamura-tenmangu.com/
岡村公園
デビュー間もないゆずのお二人が地元住民を集めてライブをおこなった地が、岡村公園の野球場でした。
当時、見込みを遥かに上回る6,000人近くが押し寄せたライブは、岡村の歴史に残る伝説のライブとして語り継がれています。MVに登場したフェンスや、売れる前の二人がこの公園の駐車場で練習したというエピソードも有名です。
園内には、岡村から羽ばたいたゆずのお二人のデビュー20周年を祝って植樹された、ゆずの樹が複数見られます。
レストハウスの中には、ゆずのお二人の活躍を乗せた「ゆずの素」のスクラップ記事やサインが張り出されているほか、ゆず直筆のサインが飾られています。
そして、館内一面にはゆず専属のイラストレーター:平野いずみさんの作品である、ゆずのこれまでの軌跡を描いたイラストが多数展示されています。
その他、ゆずっ子の方々が記念に撮影された写真なども飾られています。貼り出された写真に写っているのは、北海道や金沢、果ては香港から遥々訪れて撮影された、熱狂的なゆず愛に満ちたゆずっ子の方々です。
事務所には、ゆずのお二人へのメッセージを書くための「ゆずっ子メッセージノート」も!このノートは、月に一度岩沢さんの御実家に送られているそうで、運が良ければ岩沢厚治さん本人に見ていただけるかもしれないそうです。
事務所の方に「ゆずっ子として訪れた」と伝えれば、このノートにメッセージを書かせていただけるほか、ポストカードと缶バッチをもらえます。
岡村にゆずの聖地は多数ありますが、岡村公園はその中でも特に縁の深い場所と言ってもいいでしょう。ゆずっ子として岡村の町を訪れた際には、ぜひとも訪れることをおすすめしたい、No.1聖地です。
<アクセス>
JR根岸線「磯子駅」下車、徒歩30分
JR根岸線「根岸駅」または「磯子駅」より、市営バス78系統「天神前」下車10分
横浜市営地下鉄「弘明寺駅」より、市営バス9系統「天神前」下車10分
京浜急行、横浜市営地下鉄「上大岡駅」より、京急バス上7系統「岡村梅林入口」下車1分
☞参照URL:https://www.kanagawaparks.com/okamura/
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いかがでしたでしょうか?
ゆずっ子なら楽しいこと間違いなしのスポットばかりなので、ぜひ訪れてみてくださいね。
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