住宅ローンの借り換えで蓄電池を賢く導入! 購入しても月の支払額が減る?
「蓄電池」って、正直言って高いですよね?
100万円、200万円かけて購入するのは少し気が引けるという方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、住宅ローンの借り換えをすることで、賢く蓄電池を導入する方法をご紹介します。
蓄電池を導入しても、月々の支払額が減る可能性があります!
現在ご検討中の方は、ぜひご覧ください。
住宅ローンの借り換えで蓄電池を導入=お得?
なぜ支払額が減るの?
仕組みは、至って単純です。
今より金利の低い会社でローンを組み直すことで、月々の支払額が減ります。
そうすることで、住宅ローンの残高は蓄電池購入の費用も含んだ額でローンを組むことができます。
この仕組みを利用すると月々の支払額が減るだけではなく、蓄電池を導入した場合には電気代の支払額も減らすことができる可能性があります。
どんな人が対象になるの?
今回の仕組みを利用には、次のような方が対象として当てはまります。
①住宅ローンを組んで10年前後の方
②太陽光発電に興味がある、もしくはすでに導入している方
③住宅ローンの支払額と生涯払い続ける電気代を減らすことに興味がある方
【どれくらいの効果が出るのか】2つの借入例
【例1】借入金額が4,500万円の場合
<前提条件>
・借入金額 :4,500万円
・支払開始年月:2012年4月
・返済方法 :元利均等返済
・返済期間 :35年
・金利 :1.3%
住宅購入から10年後、太陽光発電設備と蓄電池の導入に300万円がかかると仮定して、借り換えを実行すると以下のようになります。
この例だと、50万円ほどで太陽光発電設備と蓄電池が導入できたことになりますね。
本来300万円かかるような太陽光発電設備と蓄電池は、売電と電気代削減により少なくとも年間10万円以上は、経済メリットが出ます。
お財布から出ていくお金を減らしながら売電収入が得られるのは、賢いですね!
【例2】借入金額が7,000万円の場合
<前提条件>
・借入金額 :7,000万円
・支払開始年月 :2012年4月
・返済方法 :元利均等返済
・返済期間 :35年
・金利 :1.3%
【例1】と同様に住宅購入から10年後、太陽光発電設備と蓄電池の導入に300万円がかかると仮定して、借り換えをすると以下のようになります。
蓄電池と太陽光発電設備を導入したとしても、月々の支払額が減らせることになります!
この上なくお得に太陽光発電設備と蓄電池が導入できますね。
【蓄電池と太陽光発電の経済効果】メリット
では、蓄電池と太陽光発電設備はどのようなメリットをもたらしてくれるのかを説明します。
上図のように6.745kWの太陽光発電システムを住宅に設置した場合、ソーラーパネルの出力にもよりますが、年間の推定発電量は次のようになります。
・年間推定発電量:7,883kWh
・2022年の売電単価:17円/kWh
→発電した電力を全て売ったと仮定すると、
7,883kWh × 17円/kWh = 134,011円 となります。
逆に、電力会社から購入する電力の単価はいくらかというと…
東京電力エナジーパートナー(従量電灯B)の場合 | ||
電力量料金 | 単位 | 料金(税込) |
最初の120kWhまで (第1段階料金) |
1kWh | 19円88銭 |
120をこえ300kWhまで (第2段階料金) |
〃 | 26円48銭 |
上記超過(第3段階料金) | 〃 | 30円57銭 |
東京電力の一般的な電気料金プラン「従量電灯B」の場合、各単価は売電単価を上回っています。
ここへ再エネ賦課金や燃料調整費が加わってくるとなると、発電した電力を売るのではなく、建物内で消費したほうがお得ということがわかると思います。
ここで役に立つのが、蓄電池です。
昼間のうちに太陽光発電で発電した電力を蓄電池にためておき、太陽光で発電しない夜間などの時間帯にためた電力を建物へ供給することができるようになります。
☞実際にどれくらい電気使用量は削減できるのか?詳しくはコチラ!
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いかがでしたでしょうか?
売るのではなく、電気を買わないように心がけると、年間で200,000円くらいのメリットは出てくると思われます。ローンの借り換えを使って賢く設備導入ができれば、かなりお得であることがわかると思います。
借り換えを活用して蓄電池や太陽光発電設備を導入したい方や検討されている方は、ぜひ一度ご相談ください。