【検討中の方向け】家庭用蓄電池の容量・機能・価格について

どうも皆さん、こんにちは。
横浜環境デザインの今井です。

私は普段、家庭用蓄電池の販売を行っているのですが、家庭用蓄電池は今や多種多様な機種が存在しており、どの蓄電池を設置すれば良いのかわからないというお客様とよく出会うのです…。

そこで!
私、今井が家庭用蓄電池を選ぶポイントとメーカー比較を行ってみました!
本邦初公開!?蓄電池比較をご覧あれ!

 太陽光発電を活かすのは、【家庭用蓄電池】だ!

近年、住宅用太陽光発電の普及が進んでいるのは、皆さんご存じでしょうか?

住宅街の屋根を見渡すと1つの番地に1件くらいは、ソーラーパネルがついてますよね。
最近は性能が上がり、コストが下がったということで、太陽光発電システムを導入する方がまた増えてきています。

そんな太陽光発電システムですが、基本的に発電した電気のほとんどは、外の電線網に流れていってしまいます。これが「売電」分となります。
太陽光発電は、その名の通り、太陽の光によって発電するため昼間に発電するのですが、日本では昼間の在宅率がかなり低いのは、イメージできますよね。そのため、家でそもそも電気を使わないので、発電した電気のほとんどが売電されている場合が多いです。
売電できるということは、素晴らしいことです。屋根にアルバイトを雇ったようなものですよね。

しかーーーし…、
この売電の制度が今、問題になっていることはご存じでしょうか?
日本では、FIT(固定価格買取制度)という制度のもと売電ができるのですが…?

制度の内容:
・10年間、固定価格(〇〇円/kWh)で国が電気を購入
・その資金源は、国民の電気代から【再エネ賦課金】として徴収

要するに太陽光発電システムがついていないお家は、【電気代で再エネ普及に協力してください】ということになりました。また、年々この再エネ賦課金は上昇傾向にあります。

この売電の制度は、10年間の期間のみ固定価格が適用されるので、10年後には各電力会社と自由契約で売電することになります。

2009年の固定価格買い取り単価は、48円/kWhだったのに対し、10年経過したご家庭が再度売電をしようとすると、その売電単価は8~10円/kWh程度になってしまいます。
太陽光発電システムの設備自体は、今後も変わらず発電し続けるのにもったいないですよね。

そこで、家庭用蓄電池があるとほかの活用方法が見いだせるとは思いませんか?
今まで売っていた電気は、売らずにためるのです。
蓄電池にためることで、太陽光発電がそれまでカバーできなかった夜間などの時間帯にも、ためた太陽光発電分の電気を供給することができるのです。

さらに、先ほど出てきた再エネ賦課金もあり、今電気代は上昇傾向。
自由契約で売る単価の3~4倍くらいの価格で買っているかと思います。その高い電気をなるべく買わなくて済むようになるのは大きなメリットのひとつと言えます。

①家庭用蓄電池:購入前のチェックポイント

蓄電池を購入する前に、まずはご家庭の電気の使い方について調べましょう。

家庭用蓄電池の役割とは何でしょうか?

・停電が起きた時のバックアップ電源
・太陽光発電の売電から→蓄電・家庭内消費への活用
・電気代の削減

などがあげられると思います。
要するに、ご家庭内の電気のコントロールをしてくれるものだと思ってください。

蓄電池は、メーカーによって、ためることができる電気の量が異なります。
カタログを見ると「(〇〇kWh)」という表記があると思います。
この「(kWh)」という単位がためることができる電気の量と考えてください。

それに対して、建物の使用電力量が「〇〇kWh」なのか気にしたことはあるでしょうか?
電気料金の明細は毎月皆さんの手元に紙もしくはWEB上で届いているかと思いますが、見ない、もしくは捨ててしまうという方が意外と多く、細かく電気明細を見る人は少ないのです。

そこで!
まずは、家でどれくらいの電気を消費しているのか?ということを調べてみてください。

家庭内の電気消費量は、電力会社からの明細書をみれば、一目瞭然です。
今はペーパーレスが進んでおり、紙媒体ではなく、インターネットからマイページへログインして電気代を見る方法もありますね!

見ていただきたいのは、③【ご使用量】部分です。

ここには、1か月の電気使用量が記載されています。
そこから1日当たりの電気使用量を割り出してみてください。
例えば「ご使用量」が「300kWh」であれば、それを30日で割るので、この場合は「10kWh/日」になるわけですね。

この、1日に使用するであろう電気量を予測して、蓄電池の容量(kWh)を選択する必要があるのです。

季節によって各月の電気使用量には大きく差が出ると思いますので、各月でそれぞれ算出して考えていただくのがベストです。
それに対して蓄電池はどれくらいの容量(kWh)のものが良いのかを検討してみましょう!

②家庭用蓄電池:比較するならココをチェック!

では、本題に入りましょう。
家庭用蓄電池の比較をしていきたいと思います。

注目したい比較ポイントは、3つ

ポイント1:パワーコンディショナはハイブリットタイプか単機能タイプか?

蓄電池には、直流、交流の変換を行う「パワーコンディショナ」という機器が付属しています。蓄電している電気は直流、家で使う電気は交流です。
太陽光発電も同様にパワーコンディショナがあります。発電した電気は直流、家で使う電気は交流です。

太陽光発電と蓄電池のパワーコンディショナを1台にまとめたものがハイブリッドタイプ。太陽光発電用のパワーコンディショナとは別に設置するものが単機能タイプです。

この2種類で大きく異なる点は「停電時の蓄電量」です。
先ほどご説明した通り、電気は最初「直流」という形なので、これをご家庭で使うことができる「交流」という形に変換する必要があります。

この変換をすることで、電気はいくらかロスしてしまうのですが、ハイブリッド型だと「変換ロス」が小さく済みます。なので、これから太陽光発電設備も蓄電池も導入を検討している方にはハイブリッド型がいいかもしれません。

逆に、既に太陽光発電設備がある場合は、単機能型だと蓄電池と蓄電池用のパワーコンディショナを後付けすることで、既存の太陽光用のパワーコンディショナをそのまま使うことができ、予算を抑えることができます。

使い方と予算を加味して、ご家庭に合った形を選びましょう!

ポイント2:蓄電池の容量:何kWhためることができるものにするか?

ここが1番大切なポイントですね。自宅の電気使用量に合わせて選ぶ必要があります。
事前チェックで算出した電気使用量を基に、ご家庭でどの程度の電気をためておいた方がいいのか相談しながら決めてください。

考え方としては、以下のような段階を踏むといいかと思います。
①事前チェックで算出した一日当たりの平均電気使用量を賄える蓄電池を探してみる
②予算に合うかどうか確認してみる
③予算に見合わない場合、最低限稼働させたい電化製品の必要電気量を算出してみる
④算出した必要電気量分を賄える蓄電池を再度探してみる

ポイント3:停電した時のバックアップ方法はどうするか?

蓄電池は、家全体のバックアップができる全負荷型蓄電池と、家の特定の部分(電化製品)だけをバックアップする特定負荷型蓄電池の2種類があります。
停電時の出力が3kWを超えるものが全負荷型、3kW 未満の機種は特定負荷型と考えてください。

このバックアップ範囲も、ご家庭の停電時の電気の使い方を想像して合っているタイプを選ぶといいと思います。
なるべくさまざまなシチュエーションを想定して考えるとよりよい選択ができます。夏、冬、昼間、夜間などじっくり考えてみてくださいね。

ポイント2・3については、過去の記事でより詳しく解説しているので参考にしてみてください。

【わかりづらい機能面から】テスラPowerwallの特徴を深掘り解説

実践:各蓄電池の情報をまとめて比較してみる

それでは、この3つのポイントに重点を置いて比較、選択していきましょう。
今回は、当社でも取り扱っている蓄電池の一部を下表のようにまとめてみました。

こちらは6.5kWh未満の蓄電池です。
蓄電できる量が少ないタイプの蓄電池です。
使える電気の量が少ないため、普段からたくさん放電するような使い方は向いていないです。
使用用途としては、停電が起きた時、少しでもお家の電気をバックアップしたいという方に向いている蓄電池だといえるでしょう。
ためられる容量が少ないので、停電時の使い方は特定負荷型の蓄電池が多いです。

次に7kWhを超える蓄電池を見ていきましょう。

ためられる電気の量が多いため、全負荷型の蓄電池が多いですね。
普段の電気代を少しでも下げたいという方や、停電時にもなるべく多くの電気を使いたいという方向けの蓄電池です。
ためられる容量が多い蓄電池と活躍の幅が広がりそうですね。

ということで、
ここまで蓄電池の比較を見ていただいたかと思いますが、いかがでしたか?
なるべく色んな種類のものを見比べたい場合は、このように表化するとわかりやすいですね。

自宅の電気使用量や太陽光発電の有無などから、蓄電池の使用用途を考えて、購入の検討をおすすめします。
詳しい価格については、お問い合わせいただいたらすぐお答えいたします!

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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