テスラPowerwallを増設!追加した理由とその後の電気代の変化は?【2台設置の事例】
今回は、イタリアご出身で千葉県にお住いのRさまへインタビューをさせていただきました。
Rさまは、2022年5月に太陽光発電設備(南面の屋根に約6kW)とテスラ社の家庭用蓄電池「Powerwall」 1台を導入され、そして2023年4月にはもう1台Powerwallを増設されました。
増設された理由や、増設後の電気代の変化についてお伺いしました。ご検討中の方はぜひご覧ください。
テスラPowerwallを導入した経緯
Rさまは、地球温暖化の進行と電気代高騰への対策として、自分の家の電気は自分で作って使う「オフグリッド」を目指すため、太陽光とPowerwall 1台を導入されました。
テスラ社の車も所有されていたため、蓄電池もテスラ製を検討されたとのことです。デザイン面はもちろん、性能やコスト、アプリで管理ができる点を気に入っていただき、実際にPowerwall導入へと至りました。
1台目を導入されてから1年間、Powerwalll1台での生活実績を見て、2台目の増設もあるかもと仰られていたRさまですが、実際に2台目の増設を決心した理由は何だったのでしょうか?
「Powerwall増設を決断した理由は?」
1番の理由は、1年間1台で生活をしてみて「目指しているオフグリッドの実現には、蓄電池が足りない」と感じたことです。オール電化ということもあり、電気の使用量を考えると、最低でも2台は必要だと感じました。
Powerwallは、1台で13.5kwhと家庭用蓄電池の中では大容量の蓄電池となっております。
ただ、Powerwall 1台の時は、太陽光発電分の余剰電力は蓄電池に貯めてもなお、余剰電力が出ている状態でした。また、太陽光の電力で満充電となった状態でもPowerwallからの放電では電気を賄えきれず、家の電気は買ってしまっている状態でした。
現在の売電単価と購入電力の単価を比べると、圧倒的に購入電力単価の方が高いため、太陽光の余剰電力が出ていることは非常に「もったいない」です。
もう1台を追加することで、これまで余っていた太陽光発電分は増設した1台に蓄電ができます。そしてその蓄電した電気は、1台の時には買っていた部分で放電をすることで、目指す「オフグリッド」により近い生活をすることができます。
では、増設をしていただき、2か月ほど経過したRさまのご自宅ですが、実際に電気代の変化はあったのでしょうか?
実際に増設してからの電気代の変化
去年の7月(Powerwall1台)に比べて、1万円ほどの削減ができています。
Powerwall 1台を設置された際は、電気代は半分程度となり、そこから増設後は+1万円の削減となっているようです。そのため、現在は基本料金分の電気代しか払っていないとのことでした。(約3,000円程度)
冬場については、4万円近く払っていた電気代がPowerwall 1台の時で2万円ちょっとまで削減できたそうです。これが、今年の冬は2台体制になってどこまで削減できるようになるのか、気になるところです。
現在は、政府から電気代の補助(激変緩和措置)が12月使用分まで延長されて出ておりますが、それ以上の延長があるかは終わるかもわかりません。
しかし、Rさまのような生活スタイルであれば、ご自宅でほとんどの電気を賄うことができるので、電気代高騰への心配は今後なくなることがわかりました。
担当スタッフよりコメント
今回、設置をお手伝いさせていただきましたRさまは、ご自宅の電気代の削減や停電対策はもちろんですが、それに加えて「地球温暖化に対して何かできないか」という思いの強いお客さまでした。
そんなRさまと打ち合わせやインタビューをさせていただく中で、印象的だった言葉があります。
「払っていた電気代とローンでの設備購入で、月々払っている金額はほとんど同じです。であれば、地球環境にも貢献できるほうにお金を使うほうが良いなと感じます!」
綺麗ごとのように感じる方も中にはいらっしゃるかもしれませんが、Rさまのようなお考えを持つ方が少しでも増えることが、次の世代の子どもたちが生活しやすい地球を残すことに繋がるのだなと感じました。
そのお手伝いを微力ながらも進めて行きたいと、私も感じる良い機会となりました。
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いかがでしたでしょうか?
Rさまにはインタビューにもご協力いただいております。
生の声を聞きたい方は、こちらよりぜひご覧ください!
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