【ゼロカーボン・ドライブ】EVと再エネ電力で実現するには?
皆さまこんにちは、急に寒さが増してきましたね。
早速ですが、環境省が推し進める「ゼロカーボン・ドライブ」をご存じでしょうか?
今回は、2050年カーボンニュートラルに向けてますます進められる、地球にやさしい「ゼロカーボン・ドライブ」とはどういうものか?
その概要と取組み方法についてご紹介します。
環境省が推す「ゼロカーボン・ドライブ(ゼロドラ)」とは?
環境省HP「Let’s ゼロドラ!!」によると、次のような取組みを「ゼロカーボン・ドライブ」と呼ぶそうです。
太陽光や風力などの再生可能エネルギーを使って発電した電力(再エネ電力)と電気自動車(EV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、燃料電池自動(FCV)を活用した、走行時のCO2排出量がゼロのドライブ
昨今では、カーボンニュートラルを背景に自動車の電動化・クリーンエネルギー化は急激に進められています。
ホンダは2040年までに世界での新車販売をすべてEVとFCVにすると発表していますし、トヨタはカーボンユートラルの選択肢を広げる意味で水素エンジンの実証を行っています。
ほかにも、二輪車でいえばカワサキが、2035年までに販売車種をEVやHEVに置き換えると発表しています。
走行時にCO2を排出しない自動車と、その燃料となる電気にも再生可能エネルギー由来の電気を使用すること。「ゼロカーボン・ドライブ」は、この2つから成り立つというわけです。
現時点では、この両方を揃えることは難しいと考える方も多いと思いますが、世界的に脱炭素化が進められている今、将来的には当たり前の形になるかもしれません。
「ゼロカーボン・ドライブ」を実践するには?
先ほども少し触れたように、ただEVなどを購入し乗るだけではゼロドラとは呼べません。燃料となる電気の再エネ化が重要となります。
再エネ電力を調達するには、次の3つの方法があります。
① 太陽光発電設備を導入する
② 再エネ100%の電力プランがある電力会社に切り替える
③ 再エネ電力証書を購入する
自宅または職場に太陽光発電設備を設置するのが難しい場合や、予算がない場合は②か③になりますが、③の電力証書は費用が読めず、取り扱っている仲介業者を通さねばならないので、一番簡単な方法は②の再エネ100%の電力プランに切り替えることです。
ゼロカーボン・ドライブ普及には国からの支援も
ゼロカーボン・ドライブを応援するため、国からはさまざま取組みへの支援がおこなわれています。
駐車場代のサービス
「全国12の国立公園・国民公園が対象 EV・FCV駐車料金無料キャンペーン!」というキャンペーンもおこなっています。
全国には34の国立公園があるようなので、もう少し対象が増えていくとますますありがたいですね!
国立公園以外にも、色々な施設でEV、FCVの駐車サービスが利用できるようになると、普及が加速しそうです。
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いかがでしたか?ゼロカーボン・ドライブ、ぜひ取り組んでいきたいですね。
また、2022年には日産から「アリア」、スバルから「SOLTERRA」、トヨタから「bZ4X」と期待のEVの販売がすでに発表されました。再生可能エネルギーで充電し、走行時にCO2を排出しない自動車で移動するという時代がどんどんと近づいてきています。
今年、来年が最新のEVを購入するチャンスかもしれません。
今後の各社の販売車両と来年度の補助金情報を楽しみに待ちたいと思います!
EVなどのクリーンエネルギー車とV2Hの導入を検討されている方は、ぜひお問い合わせください。
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