【家庭用蓄電池を比較するポイント】容量を表す単位キロワットアワーとは

蓄電池

テスラPW設置事例

皆さん、こんにちは!

これまで、家庭用蓄電池を選ぶ際のポイントとして「電池容量」「対応負荷」「機能性」の大きく分けて3点を解説してきましたが、改めてそれぞれのポイントを一つずつ深掘りします。

さっそく今回は、家庭用蓄電池の「容量」から見た選定のポイントについてご紹介をさせていただきます!それぞれのポイントを深く知ることで、ぜひ検討のご参考にしてください。

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  • 蓄電池の外寸や定格容量を比較したい
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家庭用蓄電池の「容量」とは?容量の考え方と使用量の見方

①家庭用蓄電池の「kW」単位の考え方

蓄電池を選ぶとき、その蓄電池がどのくらい電気をためることができ、そのためた電気はどのくらいの時間使うことができるのか?という部分はとても重要になります。

蓄電池の容量は「kWh(キロワットアワー)」という単位で表されます。
kWhと聞いてもよくわかりませんよね・・・ですので、まずは単位を理解してみましょう!

電気を表す際には、kWhのほかに「kW(キロワット)」という単位を目にすることがあると思います。kWは電気の出力を指します。家電製品の場合は、その家電を使うためにどのくらい電気を使うかという消費電力を表した単位となります。

例えば、お風呂上りに髪を乾かすためにドライヤーのスイッチを入れたとします。

もちろん、製品によって出力(kW)は異なりますが、おおよそドライヤーの出力は1kW(1000W)程となります。そうすると、スイッチをONにしたその瞬間に1㎾の電気の力を使うことになります。

ちなみに、家電製品ごとにこの出力(kW)は全く異なります。家電製品のkW目安がわかるサイトがあるので、気になった方は下記URLからご確認いただくとイメージが湧きやすくなるかと思います。

☞参考サイトはコチラ

②家庭用蓄電池の「kWh」単位の考え方

kWに対して、kWhは蓄電池の容量を表す際に使われているように、電気の量を示す単位となります。

つまり、もうおわかりの方もいるかもしれませんが、先程のドライヤーで見ると、消費電力(kW)は1kWとなりますので、これを1時間使い続けたとすると1kWhとなります。

ご家庭の電気使用量の参考になるものは、毎月届く電気の検針票(料金明細)です。今はWEBページで確認している方も多いかもしれませんね。この検針票には、その月にどれくらいの電気を使っていて、それがいくらになるのかが記載されています。この電気使用量が「kWh」単位となります。

蓄電池の容量は、基本的には1日で充電ができ、放電できるMaxの容量となります。

単位を理解することで、電気の使用量を1日単位で目安を立てることができ、蓄電池の容量と比較しやすくなるため、ご家庭にあった容量を検討する際にわかりやすくなりますね!

②「電気使用量」の確認方法(一日の使用量の算出方法など)と平均量

検針票例

(検針票例)

さて、先程も記したように、電気使用量の確認は毎月の検針票で可能となります。

月の電気使用量が検針票に載っているので、単純にその数値を対象月の日数で割ることで、1日当たりにどの程度の電気を使用しているのかがわかります。

また、当然ですが電気使用量は、各月にごとに増減が発生します。蓄電池の容量は、基本的には1日で充放電できる容量となっているので、1年間でどの月が一番電気を使っていて、その月の1日単位での使用量はどの程度かを見てみましょう。

その数値を踏まえて、それに見合う蓄電容量を選定すると、年間を通してどの月でも、もしもの時は蓄電池からの放電で電気を賄うことができる可能性が高くなります。

このように、検針票を確認することでさまざまな情報がわかるようになるので、蓄電池の容量選定だけでなく、節電の意識を高めるためにもぜひ一度チェックしてみてください。

💡「サクッと解説!電気料金明細の見方・読み方」で検針票の見方を解説!合わせてご覧ください。

電気料金明細書の見方・読み方をサクッと解説!

容量が小さい蓄電池/大きい蓄電池:メリットとデメリット

単位から容量についてみてきましたが、実際のところ家庭用蓄電池はどのくらいの容量のものがあるのでしょうか。今回は2種類の製品を参考に、メリットとデメリットを見ていきましょう!

蓄電池容量_メリットデメリット

【容量が小さい蓄電池:オムロンフレキシブル蓄電システム

例)オムロンフレキシブル蓄電システム(蓄電容量6.5kWh)
小売り希望価格は2,510,000円で、100Vの電化製品が使用可能です。
施工面は、屋内・屋外に設置可能で、床置きまたは壁付けの工事となります。
詳しくは、オムロンの公式サイトよりご確認いただけます。

【メリット】
世界最小・最軽量クラスで、わずかなスペースに設置可能
軽量のため基礎工事が不要(※屋外の場合は簡易基礎を使用します)

【デメリット】
200Vの電化製品は使用不可

【容量が大きい蓄電池:テスラ蓄電池Powerwall(パワーウォール)】

例)テスラ蓄電池Powerwall(パワーウォール)(蓄電容量13.5kWh)
小売り希望価格は1,100,000円(税抜)で、200Vの電化製品が使用可能です。
施工面は、屋内・屋外に設置可能で、壁付けの工事となります。

【メリット】
大容量で、200V機器も停電時に使用ができる
スマホアプリでの管理運用が可能
10台まで連結ができ、負荷が大きいお宅や事務所などにも設置可能

【デメリット】
補助金が受けられないことが多い

💡通常、価格はサイズに応じて高い/安いがありますが、今回「容量が大きい家庭用蓄電池」としてご紹介したテスラ蓄電池Powerwall(パワーウォール)については、容量に反して価格が安価です。

☞テスラ蓄電池Powerwallについてもっと詳しく知りたい方はコチラの記事もご覧ください。

テスラの蓄電池「パワーウォ―ル」【施工事例と設置者さまの声】

ご家庭にあった家庭用蓄電池の「容量」の選び方

蓄電池の容量を選ぶ際には、自宅で使用する家電製品とそれらの1日あたりの電気使用時間を把握することが大事です。これから紹介する2つの考え方を意識して、適切な容量の蓄電池を選びましょう。

家電製品と1日の電気の使用時間から考える

まず、自宅で使用する主要な家電製品の消費電力(ワット数)と使用時間をリストアップします。

例えば、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビなどの日常的に使用する家電製品の消費電力(kW)と使用時間(h)を出します。

「使用する家電製品の消費電力×使用時間」をそれぞれ計算し合計したものが1日に必要とする電気使用量の合計値です。その結果を基に必要な蓄電池の容量を見積もります。

停電時に使用したい家電製品で考える

次に、停電時にも使用したい家電を考えます。

例えば、冷蔵庫は食品の保存に必須であるため、停電時でも動作させたい主要な家電製品の一つです。その他、照明や携帯電話の充電など、基本的な生活を支えるための最低限の家電製品もリストアップしておきましょう。

これらの家電製品を、停電時にどれくらいの時間動作させたいかを考え、先ほどの計算式に当てはめ必要な電力量を算出します。その上で、必要な電力量をカバーできる蓄電池を選ぶことをおすすめします。

家庭用蓄電池が必要となる場面を考えてみよう

「容量」から家庭用蓄電池選定のポイントを見てきましたが、いかがでしたでしょうか?
最後に、蓄電池を検討する時に考えてほしい点は、蓄電池が必要になる場面についてです。

電気代削減のためにもあると果果的なのはもちろんですが、蓄電池は停電が起きたときが一番必要となる場面かと思います。停電が起きてしまうと、当然復旧するまでは電力会社からの電気供給はされません。

そんな停電時に、なるべく普段通りの生活ができるよう、通常時の電気使用量分くらいの電気をためておくことができれば、非常に安心ですよね!

お客さまによって電気の使用量はさまざまですが、4人世帯の1日の電気使用量目安は、おおよそ13Kwh程といわれています。

もちろん、費用面も含め検討をおこなうかと思いますが、普段の電気使用量を賄えるくらいの電池容量を携えた蓄電池というのはとても魅力的です。

これまで別の記事でも紹介している「テスラ蓄電池Powerwall(パワーウォール)」であれば、蓄電できる電池容量が実行容量で13.5kwhあるので、災害が起きても安心感が大きいです。

また、ご家庭での電気使用量がもっと多いという方は、蓄電池の台数を増やすというのも選択の一つです!容量が大きく、ほかの大容量蓄電池に比べて価格も安価なので、「1台だけでは普段の電気使用量は賄えそうにない」といったご家庭でも、ぜひ一度ご検討いただければと思います。

家庭用蓄電池テスラPowerwall(パワーウォール)にご興味のある方は、ぜひお問合せください。

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