【横浜で楽しむ!クリスマス2021】山手西洋館巡りで世界旅行
「ヨルノヨ」で宣伝されているように、冬の夜を彩るイルミネーションは、横浜市のクリスマスシーズンにおける名物となっています。
ですが、イルミネーションだけがクリスマスの楽しみではありません!今回は、昼でも夜でも楽しめる、横浜市の山手西洋館でおこなわれているクリスマスイベントの模様をご紹介します。
一日クリスマスにどっぷり浸かりたい方、世界のクリスマスを感じたい方はぜひご覧ください。
横浜山手西洋館で開催!世界のクリスマス2021「Re Start! 過去から未来へ」
横浜山手は、幕末期に外国人居留地として定められ、明治初期にはほぼ現在の区画が整備され、外国人の居住が本格的に始まりました。関東大震災の影響もあり、居留地時代の西洋館はほとんど残っていませんが、震災復興期のものが70棟ほど現存しています。
そんな横浜山手の洋館群を代表する7つの館では、7か国のクリスマス文化を紹介するイベントが開かれています。これらを訪れて、外国のクリスマスに触れてみるのも、横浜ならではのクリスマスの楽しみ方と言えるのではないでしょうか?
今年は残念ながら、コロナ禍の密を避けるために、館内での写真撮影は禁止となっており、詳細な様子をお届けすることはできません。ただ、館外からでも中の様子を少しばかり撮影できましたので、各洋館の概要とともに紹介させていただきます。
<開催期間>
・12/1(水)~12/25(土)まで
・入館料は無料
☞詳しくはコチラ!
気になった方はぜひ実際に訪れてみてくださいね!
① 外交官の家(日本)
古き良き昭和時代のクリスマスが再現されています。
銀のクリスマスブーツ、モールサンタ、バタークリームのクリスマスケーキと、昔ながらのクリスマスを楽しむことができます。
館外には、綺麗に整備された噴水庭園があり、こちらも必見の観光スポットです。春には、噴水広場やバラ園にはたくさんのバラの花が咲きます。来年の春にもご期待ください。
② ブラフ18番館(イタリア共和国)
「みんなが楽しい」をコンセプトとした、家族みんなが楽しめるようなイタリアのクリスマスパーティーを演出しています。
庭には西洋館のミニチュア模型が設置されていて、こちらにもクリスマス装飾が施されています。
また、大きな銀杏の木もあり、秋には鮮やかな紅葉も楽しめます。来年は、クリスマスに先駆けて、ぜひ紅葉もご覧ください。
③ ベーリック・ホール(スペイン王国)
スペインのクリスマスは、サンタクロースではなく、東方の三賢人がプレゼントを運んでくるものとされています。
ベーリック・ホールのデコレーションは、そんなスペインのクリスマスイベント「三賢人の行進」にちなんで、それぞれをイメージしたものだそうです。
④ エリスマン邸(チェコ共和国)
真っ白な外壁がおしゃれなエリスマン邸。
ここでは、チェコや元町、日本の手仕事で彩るクリスマスの装飾がご覧になれます。細部まで注目して、一つひとつじっくりお楽しみください。
⑤ 山手234番館(ドイツ連邦共和国)
クラシックなドイツのクリスマスツリーとフライングリースがさまざまなバリエーションで装飾されています。
その他にも、館内の装飾はシンプルでありながら、アイディア満載なクリスマスデコレーションが施されています。
夜にはイルミネーションのライトアップがされますので、こちらも必見です。
⑥ 横浜市イギリス館(イギリス)
「Re Start」に相応しいホワイトクリスマスの装飾が盛りだくさんなイギリス館。
クラシカルな中にも新しい感性を加えたコーディネートが、訪れる人を出迎えてくれます。
⑦ 山手111番館(スウェーデン王国)
「Joie de vivre ~ 生きる喜び」をテーマに、幸せで平穏に満ちた時間、親しい人や家族と過ごす時間を大切にしたいという思いの込められたデコレーションをご覧になれます。
山手111番館の裏手には、喫茶店のカフェ・ザ・ローズもございますので、洋館巡りをされた際にこちらで一休みするのも良いでしょう。
あわせて訪れたい!年中クリスマスのお店「クリスマス・トイズ」
クリスマスに山手を訪れた際には、ぜひ立ち寄っていただきたいのが、このお店「クリスマス・トイズ」です。
“一年中クリスマスのお店”と言われている通り、お店の外と中にはクリスマスを彩るサンタクロースやクリスマスツリーの装飾がされています。ガレージにいたっては、サンタクロースの人形とツーショットができるフォトスポットでもあります。
店内で売られている商品は、クリスマス一色。世界各国から集められたさまざまなクリスマスグッズが販売されています。
クリスマス仕様のポストカードやサンタクロースの人形、スノードームはもちろんのこと、ロシアのマトリョーシカや、デンマークのアンネベアテニッセドールといったもあり、品揃えは豊富です。
お家で楽しめるクリスマスグッズを探してみるのも楽しそう!
ブリキのおもちゃ博物館にも!
また、隣には「ブリキのおもちゃ博物館」があります。
こちらは、なんでも鑑定団で有名なおもちゃコレクターの北原照久さんが集めた、1890年代~1960年代にかけて、主に日本で製造されたブリキのおもちゃが展示されています。
常設展示されているその数は約3,000点。レトロなおもちゃに興味のある方におすすめです。
山手に行ったら買いたい!えの木てい「チェリーサンド」
えの木ていは、1927年に建築され、かつて外国人居留だった山手に残る数少ない西洋館を改装してできた喫茶店です。
その名前は、美しい庭にそびえる大きなえの木が由来。建物の1階はカフェ、2階はショップとなっています。
そんなえの木ていの看板商品は、自家製のチェリーサンドです。
ダークチェリーをボリュームたっぷりのバタークリーム包み込み、それをさらにサクッとした食感がたまらないクッキーで挟み込んだ、贅沢なお菓子です。
元々は、「チェリーを使ったお菓子づくりを」と、試行錯誤を重ねるうちにたどり着いたお菓子だったそうですが、今では、横浜山手のマダムに愛されるお菓子として、さまざまなメディアに取り上げられたりと、広く全国に知られる横浜を代表するお菓子になりました。
山手にお越しの際には、横浜の銘菓になったチェリーサンドを、ぜひとも味わってみてくださいね。チェリーサンドは1個270円(税込)になります。
☞詳しくは公式HPへ
いかがでしたか?
日中はクリスマスの山手西洋館巡りをして、夜にはみなとみらいのイルミネーションへ足を運べば、一日クリスマスを楽しむことができそうですね!あたたかくして、ぜひ訪れてみてください。
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