【企業様向け】太陽光適正容量選定方法~自家消費編~

太陽光適正容量

皆さま、こんにちは。
さて今回は、自家消費型太陽光発電設備の適正容量の選定方法について解説していきます。

「どれくらいの購入電力量が減らせるのか」
「電気代の削減額がいくら位になるのか」

自家消費型太陽光発電の提案には、こうした具体的な効果を詳細にシミュレーションしてお出しすると、需要家さまも検討しやすいのではないでしょうか。
しかし、そのためには「30分デマンド値」などの詳細な消費電力データが必須となってきます。

そもそも、なぜこのデータが必要なのか、また、そのデータを使用してどのように容量選定をおこなっていくのかについて、詳しく解説していきます。

太陽光の容量選定に必要な「30分デマンド値」とは?

太陽光適正容量_デマンド値

30分間の消費電力の平均値を30分デマンド値といいます。
1時間に2コマずつの値が1日に24時間あるので、24時間 ✕ 2 = 48 となり、1日の30分デマンド値の数は48個となります。

1ヶ月のうち、最大のデマンド値は「月次最大需要電力」と呼ばれ、電力会社の請求書などに「最大需要電力○○kW」と記載されます。
高圧受電の設備では、直近12ヶ月のうち最も高いデマンド値をもとに契約電力(kW)が決まります。

☞もう少し詳しく「契約電力」について知りたい方はコチラ

30分デマンド値はなぜ太陽光の容量選定に必要?

自家消費型太陽光発電設備は、いかに自家消費できるかがポイントになってきます。

電力消費の傾向は十社十色なのです。例えば、ひと月の消費電力量が同じでも、需要家によって電気を使う時間帯や曜日が違ったり、同じ需要家でも季節によって電力消費の傾向は異なる場合もあります。

消費傾向に適したご提案をするために、まずはどのように電力を消費されているのかを知った上で、その使い方に合ったシステム設計をしなければなりません。

1年分の30分デマンド値があれば、季節や曜日、時間帯による消費傾向がわかり、最適なシステムを導き出す詳細なシミュレーションが可能になります。そのため、30分デマンド値が必要ということになります。

太陽光発電適正容量の見極め:具体的な事例

食品工場の場合

太陽光適正容量graph_1

(グラフ①)

太陽光適正容量graph_2

(グラフ②)

食品工場では年間を通して、冷蔵・冷凍庫がフル稼働していることから、夜間帯でも一定の電気を使用していました。
6時頃~18時頃にかけては、工場の稼働も上がり、事務所内での電気使用量も増えることから、太陽光発電の発電タイミングとよくリンクしていくのがグラフ①からわかると思います。

また、適正容量を検討するにあたっては、グラフ①だけではなく、グラフ➁のようにグラフ①よりも太陽光発電量が少ない場合を想定したシミュレーションも実施します。

グラフ①②の比較ポイント

グラフ①と➁の「9時」を比べてみますと、太陽光発電で発電した電気使用量に差が出ていることがおわかりいただけると思います。
「9時」だけをみると発電量の多いグラフ①の方がいいのではないかと思いますが、ここでポイントになってくるのが、「太陽光発電量が電気使用量を上回ることがあるかどうか」です。

今度はグラフ①および➁の「13時」に着目してみます。
グラフ①は、使用電力量よりも太陽光発電量の方が多くなっています(青矢印箇所)。つまりこれは、発電した電気が自家消費できていないことを示しています。
この部分の電気の流れの事を「逆潮流」といいます。逆潮流については、次回詳しくご説明します。

一方で、➁の場合は使用電力量に対して、太陽光発電量が上回ることはなく自家消費できていることがわかります。このように、基本的には逆潮流しないように太陽光設備の容量を選定する必要があります。

こうしたさまざまな想定をした上で、電気使用量の傾向により適切な容量を見極めていきます。
もちろん、設備容量によっても導入コストが変わってきますので、最終的にはコストも踏まえた上で、適正容量をご提案させていただいております。

まとめ

今回は、自家消費型太陽光発電設備を導入するための適正容量はどのように出すのか、という内容について解説させていただきました。

導入までのプロセスにはさまざまな過程がありますが、当社は1から全てを一気通貫でご提供させていただくことが可能です。
この機会にぜひ、ご検討いただけますと幸いです。

次回は「逆潮流とはなにか?」について解説しますので、そちらの記事もぜひチェックしてみてください。

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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