【東京2020パラリンピック】神奈川県出身選手がいる競技を一挙紹介!

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皆さまこんにちは!夏真っただ中ですが、いかがお過ごしでしょうか?

この間まで連日行われていたオリンピックには熱狂の日々でしたね。特に、あまり知らなかった競技ほど面白かった印象です。

さて、そんなオリンピックも8月8日には閉会し、いよいよ来週の8月24日(火)からパラリンピックが始まります!

「あまり興味なかったけど、オリンピック楽しかったな」という人はきっとパラリンピックも楽しいはず!
今回は神奈川県出身の選手がいる競技をピックアップし、簡単に見どころをご紹介します。
ぜひご覧ください。

知って楽しむ!パラリンピックとは?

皆さまご存じの通り、パラリンピックとは世界最高峰の障がい者スポーツ大会です。
その規模は、オリンピック、サッカーワールドカップに次いで世界で3番目に大きなスポーツイベントとなりました。

また、これはオリンピックにもいえることですが、実は同一都市での夏季大会2回目の開催は、世界初です。

パラリンピックへの参加国・地域は年々増えており、最初の1980年ローマ大会ではたった23ヵ国・地域だったのが、2012年ロンドン大会では164ヵ国・地域が参加しました。

そして、今回の東京大会ではなんと、206ヵ国・地域の参加が予定されています。まだ予定とされていますが、これまでの大会史上で最も多い参加数となることは間違いないでしょう。

また、前回のリオ大会では、22競技の528種目のうち、220の世界新記録、そして432のパラリンピック新記録が樹立されました。すごいですね!

今大会では、22競技・539種目が行われます。競技レベルも年を増すごとに上がっていっているパラリンピック、今大会では果たしてどれほどの新記録が出るでしょうか?

神奈川県出身選手がいる注目の競技とは?

パラリンピック_トライアスロン

それでは早速、注目の競技をご紹介したいと思います!

<全競技イチの優雅さ!馬術>

パラリンピックの馬術では、障がいに応じて工夫した手綱や鞍を使って競技をおこないます。なので、選手それぞれの馬具の違いや、馬との一体感を楽しみましょう!
種目は、規定演技をおこなう「チャンピオンシップ」と、選手が選んだ楽曲に合わせて演技をおこなう「フリースタイル」の2つ。技の正確性と芸術性を競います。
◎神奈川県横浜市出身:稲葉 将選手

<静然の中での戦いゴールボール>

鈴の入ったバスケットボールほどの大きさのボールを投げ合い、得点を競うチームスポーツ。
選手は「アイシェード」と呼ばれる目隠しを装着し、何も見えない状態でプレーをするというパラリンピック特有の競技です。コート上の選手はたった3人のみ。
静寂の中、鈴の音や足音などの僅かな情報を頼りに、最速70キロにも及ぶ見えないボールを止めなければなりません。勇気が試されます!
◎神奈川県横浜市出身:欠端 瑛子選手

<前回大会でも活躍!水泳>

前回のリオ大会で最もメダルを獲得した競技のひとつが「水泳」です。パラリンピックにおける水泳も、基本的なルールなどは一般のものと変わりません。
ただ、面白いのは選手それぞれの障がいにより、得意な泳ぎ方が異なるところ。そのため、「自由形種目」では、通常最も速いとされるのはクロールですが、パラリンピックでは平泳ぎをする選手もいるようです。
コーチやサポーター陣との連携にも注目!これは最早チーム戦といえるでしょう。
◎神奈川県横浜市出身:木下 萌実選手、窪田 幸太選手、日向 楓選手
◎神奈川県川崎市出身:成田 真由美選手

<失われないスピード!卓球>

実はオリンピックよりも歴史があるパラリンピックの卓球。競技規則は、基本一般のものと変わりません。車いす、立位、知的障がいの3部門があり、選手はいずれかの部門に分かれます。
障がいの種類や程度によって、ある程度プレースタイルは決まってきますが、それを補う技術やワザが光るのがパラリンピックの卓球です。中には口でラケットを持つ選手も!
◎神奈川県横浜市出身:加藤 耕也選手
◎神奈川県鎌倉市出身:伊藤 槙紀選手

<仲間と成す競技トライアスロン>

リオ大会から正式競技に加わったトライアスロンでは、オリンピックで実施されているものの半分の距離(スイム075キロ、バイク20キロ、ラン5キロ)の合計タイムで競います。
注目は、種目と種目の転換時間。この時間もタイムに加算されるため、いかにすばやく用意を整えられるかが重要となってきます。補助具は人によってさまざまなので、チームでの連携が熱い瞬間です。
◎神奈川県愛甲郡出身:米岡 聡選手

<夏の花形!車いすバスケットボール>

この競技を題材にした漫画が有名になったり、年々人気を高めているのが、この車いすバスケットボールです。基本的なルールは一般の競技と似通っている点が多いです。
面白いのは、そのスピード感と自由自在に駆使される車いす。この競技ならではの車いすを用いたアグレッシブな戦い方は、思わず興奮してしまうのではないでしょうか!
◎神奈川県横浜市出身:藤井 郁美選手、古澤 拓也選手

他にもいろいろ!パラリンピックで熱い夏を過ごそう

テレビで観戦

いかがでしたか?何か気になる競技が見つかっていたら嬉しい限りです。
個人的には、「ゴールボール」は全く知らない競技だったのでぜひ観てみたいですね。

パラリンピックでは、ご紹介した6つの競技以外にもさまざまな競技があります。

例えば、車いすラグビー「マーダーボール(殺人球技)」と言われるほど、激しい車いす同士でのぶつかり合いが見どころだったり、ボッチャでは繰り広げられる頭脳戦と神ワザ投球に目が離せなさそうです。

パラリンピックは、8月24日(火)の開会式から9月5日(日)の閉会式までの約2週間で開催されます。

今年の夏は、遠出や帰省がむずかしいので、どうしても気分が沈んでしまいがちですが、逆境に立ち向かう選手たちの姿に盛り上がってみませんか?

各競技の詳しい日程などは、下記サイトからぜひご確認ください!
☞日本パラリンピック委員会公式HP
☞日本財団『パラサポWEB』

私はあと、「熱闘甲子園」も見て気持ちを震わせたいと思います。皆さま、よい夏を!

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