難しい設置条件もテスラPowerwallなら実現?出力も十分な蓄電池で発電効率アップへ

W様_テスラPowerwall_外観

今回は、すでに太陽光発電設備を導入されていたご自宅に、後付けでテスラ社の家庭用蓄電池「Powerwall」を導入されたWさまにインタビューさせていただきました。

ご自宅の設置条件に合う機器を探す難しさや、今回導入を決められた社会的な電力需要バランスへの考え方など、詳しく伺いました。ぜひご覧ください。

住宅の設置条件と希望を満たす機器選定に悩み

配電盤など電気設備の設置場所の関係で、蓄電池本体の設置場所が制限されており、適した大きさの製品を選定することに困っていました。

自宅の電気使用状況から、定格出力3kWという制限が多い国内メーカーの単機能型蓄電池では対応できない製品が多く、しかし希望する出力と容量が叶えられる蓄電池だと、機器の大きさ、構成機器の多さ、設置場所に制限があるため、機種選定は悩みました。

その点テスラPowerwallは、他のメーカーと比べて大きさもコンパクトな薄型で、容量は13.5kWhと大容量だったりと、我が家の困りごとに対応できる製品だったため、導入を決めました。

営業の提案内容や工事当日の感想

W様_テスラPowerwall_Gateway

(テスラPowerwall構成機器「Backup Gateway」)

他社と比較して、総じて良好でした。

ユーザーの希望や設置条件に関する設計者の指示にも的確に対応しており、現状に加えて特段の改善点はないように感じました。

導入前と後の暮らしの変化

いい意味で、生活自体に特段の変化はないです。

ただ、発電した電力を100%自家消費することと、昼間の社会的需要のピーク時には悪天候でも系統電力を極力使用しないために、毎日の天候を気にかけるようになりました。

太陽光発電と蓄電池を導入検討している方へ一言

個人住宅への太陽光発電の設置は一義的には自家消費のためですから、発電時である昼間の使用量が多い我が家のような住宅では、本来なら電気の需給バランスからは、蓄電を考慮する必要はあまりありません。

我が家の場合は、需要の多い昼間の電気を自家発電でカバーするという個人的な経済効果と、昼間のピーク需要の低減という社会的な電力需給バランスへの貢献の観点から、自家発電によって昼間の電気需要を社会的に削減するために太陽光発電を導入していました。

ただ、太陽光発電ですから天候により発電しない場合は、昼間の電気需要に対し社会的削減効果がありません。それを補完するために、自家発電しない場合に備えて社会的に需要の少ない夜間に蓄電しておくことで、社会的な電力需給のバランスへの貢献ができると考え、蓄電池を導入しました。

東京電力エナジーパートナー「電化上手プラン」時間帯区分図

(出典:東京電力エナジーパートナー「電化上手プラン」時間帯区分図)

それに対して、もっぱら夜間にしか電気の需要がない家庭に太陽光発電を設置する場合、「自家消費のため」ということであれば、蓄電池を同時に導入しなければ無意味なことになると思われます。

その場合は当然、夜間のピーク需要をカバーできる出力の蓄電池でないと、有効な自家消費が実現できませんので、夜間の特定の時間に需要が集中する家庭では、容量だけではなく出力を重視すべきではないかと思います。

担当スタッフよりコメント

今回は設置場所が限定されており、Wさまとお付き合いのある設計事務所の方とタッグを組み、綿密に打合せを重ねて対応させていただきました。確認事項は通常より多かったですが、ご希望の沿った設置ができたかと思います。

設置場所、蓄電池からの出力、機器構成のシンプルさなどのご要望をいただき、Powerwallであれば希望に合う製品だと思いました。

ただし、Wさまのように設置するには構造計算が必要なので、同じような設置方法を希望される方は、設計士の方にご相談いただけると良いかと思います。

また今回は、パワーコンディショナーの保証期限が切れていたため、東京都の補助金を活用し、実質約10万円で新しいパワーコンディショナーが導入できました。

発電効率が上がったとご連絡をいただき、今回のご提案できてよかったと実感しています。

☞補助金について詳しくは:クールネット・東京「家庭における太陽光発電導入促進事業」

テスラPowerwall_LP用

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テスラPowerwall_YouTube用

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