【EVとガソリン車のCO2排出量はどっちが多い?】Well to Wheelの考え方

【最近よく見かける?】EVや急速充電スポット

梅雨の真っ只中、車を運転しているとワイパーが劣化していることに気がつきました。
私が日々のワイパーのメンテナンスや、撥水コートを怠ったせいだったので反省しました…。

さて、私は神奈川県横浜市に住んでいるのですが、最近走行中や商業施設の駐車場などでEV(電気自動車)を見かける機会が増えたように感じています。
特にTESLA車をよく見かけます。

しかし、2021年1月15日に公表された、一般社団法人日本自動車会議所のデータを見てみると、2020年のEV販売台数は14,604台で前年比-31.5%

ただ、2020年はコロナの影響で、新車販売台数自体も2019年比で88.5%だったということもあり、今後の景気回復とともにEVの販売台数も伸びていくのではないかと思います。

(出典:一般社団法人日本自動車会議所)

<進むEV普及の風:横浜市では実証実験も>

そんな中、横浜市がEV充電器の公道設置に関する実証実験を行っているのをご存知でしょうか?

私は最近、運転中に見かけました!
2台までは同時に急速充電ができるようです。今後充電スポットが増えていくと良いなと思いました。

横浜市では、電気自動車に乗りやすい環境整備や、充電インフラ拡大に役立つ新たな仕組みづくりに積極的に取り組んでいます。

そのため、横浜市青葉区内において、全国で初めて公道上にEV用充電器を設置し、公道に充電器を設置する際の課題有用性について検証する実証実験を令和3年6月8日より開始したそうです。

(出典:横浜市HP「EV充電器の公道設置に関する実証実験」現地写真より)

【実証期間】 令和3年6月8日 ~ 令和4年3月下旬(予定)
【実証場所】 横浜市青葉区しらとり台69付近 (神奈川県道140号川崎町田線沿い)
☞詳しくは横浜市HP『EV充電器の公道設置に関する実証実験』へ

こうした取組みは、EV普及への機運が高まっていることを感じますね!

【Well to Wheel】EVはエコ?CO2排出量の考え方

EVはガソリンを使用しないので環境に良いことはわかりますが、EV車両自体を製造する際に、ガソリン車よりも多くのCO2を排出していると聞いたことがあります。

このように、走行時だけでなく製造の段階も含めて考えたとき、それでもEVはガソリン車よりもエコな車となるのでしょうか?

その前に!Well to Wheelとは?

油田から原油を採掘して、それをガソリンや軽油に精製する時に排出されるCO2 を走行時のCO2 に加えて考えるものである。電気自動車であれば、発電して、その電気を電池にためその電気で走行した時のCO2の排出量である。燃料電池車であれば、水素を製造して、その水素で走行した時のCO2 の排出量である。
(引用:日本機械学会誌(2017/11 VOL.120)より)

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上記の「Well to Wheel(ウェル トゥ ウィール)」の考え方を踏まえ、製造段階を含めガソリン車とEVのCO2排出量を確認してみましょう。

2020年11月14日のEVsmartBlogの記事では、オランダのアイントホーフェン工科大学から出た研究結果が紹介されていました。その結果は、「電気自動車の排出量はトータルで見てもガソリン・ディーゼル車より少ない」=EVはガソリン車よりもエコと言えるとの内容です。

具体的な研究結果をひとつ参照したいと思います。
下記は、上記記事に掲載されていた、似た車体のEVとICEの二酸化炭素排出量を比較した表の一部です。(単位:g/km)

(出典:2020年11月14日 EVsmartBlog「自動車の二酸化炭素排出量に関する研究結果~環境に良いのは圧倒的に電気自動車~」図表)

左のメルセデス・ベンツはガソリン車として、右のテスラモデル3はEVとしてピックアップされています。

この2車種の製造から走行までの一通りのCO2排出量を比較すると、上図のようにテスラモデル3のEVの方が65%削減できることがわかります。すごいですねEV!

また、最近ホンダやドイツのBMWなど大手自動車メーカーでは、この生産時の温暖化ガス排出量を削減する取組みに着手を始めているそうです。これには、近年の「脱炭素化」の流れを受けて、大手はサプライチェーン全体で脱炭素を目指すことが求められている状況なども関係していると考えます。

☞「脱炭素化」と経済の密接な関係性についてはコチラ

【脱炭素化を簡単に解説】密接に関係する環境問題と経済を徹底解剖!

今後、生産段階でのCO2を含む温室効果ガスの排出量がますます削減されていけば、EVはより環境に良いエコカーになりそうですね!

EVと再生可能エネルギーで脱炭素へギアチェンジ!

EVでいう燃費は「電費」と表現されます。
日産:電気自動車(EV)総合情報サイト「オーナーQ&A」によると、日産リーフでは6~7kmと記載がありました。

<EVとガソリン車の燃料代比較>

100kmを走行する際にかかる燃料代を計算してみました。

EV(電費7km/kWh、電気代25円/kWh)の場合:14.3kWh使用するので357.5円
ガソリン車(燃費15km、レギュラーガソリン150円/ℓ)の場合:6.7ℓ使用するので1005円

こうしてみると、EVの燃料代は魅力的ですね。
また、充電する電気を再エネ由来にできることも魅力的ではないでしょうか。

具体的には、自宅に太陽光発電を設置することや、電気の契約を再エネプランに切り替えることで行えます。これは、ガソリン車では絶対にできないことですよね。

そんなEVの購入には、2021度、経済産業省と環境省から補助金が出ています。

<EV購入に関する補助金情報(2021/11/19更新)>

・環境省
「再エネ電力と電気自動車や燃料電池自動車等を活用したゼロカーボンライフ・ワークスタイル先行導入モデル事業」(2021年11月8日に新規受付は終了)

・経済産業省
「災害時にも活用可能なクリーンエネルギー自動車導入事業費補助金」(2021年9月8日に新規受付は終了)
「令和3年度 CEV補助事業(車両)」★申請受付中(2022年3月1日必着分まで)
☞まだ受付中の「令和3年度 CEV補助事業(車両)」について詳しくはコチラ

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また、環境省の補助金に申し込まれた場合は「再エネ100%電力の調達」という条件があります。

これは、ご自宅の電気契約を再エネ100%のプランに変更することが必要となります。
当社では、環境省に認証された再エネ100%電力メニュー「EV電気プラン」をご用意しているので、こちらについても詳しく知りたい方は下記よりご確認ください。

☞環境省の補助事業詳細とEV電気プラン:詳しくはコチラの記事でも!

これからますます需要が増え続けるEVにワクワクが止まりませんね。
車の購入を検討されている方は、ぜひ選択肢のひとつに入れてみてください!

EVを購入したら併せてV2Hもご検討ください。当社ではV2Hはニチコン製をおすすめしています。

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☞燃料となる電気も再エネ由来にしてゼロカーボン・ドライブ!

【ゼロカーボン・ドライブ】EVと再エネ電力で実現するには?

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太陽光発電の設計・施工で20年以上の実績。最近では再エネ率の高い電気と蓄電池を併せた提案も好評です。環境にいいこと・持続可能な地球・100年後の子供たちのために様々なソリューションで再エネ普及をしています。

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